budさんのブログ の3月11日の記事「戦友」のテーマは「仕事上の仲間は戦友であるべき」ということでした。


「売り上げが期待通りでなければ、仲の良い間柄もギクシャクするだろうし、それがきっかけとなって、仲が悪くなる事もあるだろう。逆に、いけすかないヤツだ、と思いあっていても、期待以上の売り上げであれば、互いに笑顔で握手することもでき、互いを良き戦友として認める事さえできるのではないでしょうか。」


私も同感です。


昔、飲食店を友人と共同経営していたことがありました。ほぼ同年代で仲のよかった4人の友人同士が夢や希望に燃えてオープンしたまでは良かったが、時間が経ち毎日の単調な作業の繰り返しが続き、徐々に売り上げが苦しくなってくると、経営方針や労務管理で喧嘩が絶えず、その意見は1:3となり一人がやめ、その後1:2となりまたひとりがやめ、そして2人になってもそれが1:1となり、一人が残り、最後はその一人も経営権を手放しました。


「こんなことは二度と繰り返したくない!」


では、何がいけなかったのか?


おそらく、仲の良い友人であるがゆえに、「あいつのことは俺が良く分かっている。」と思いすぎたんでしょうね。それに皆んな、気力も体力も限界のところでやっていたので、自分のことで精一杯になっちゃったんだと思います。その結果うまく行かなくなった時に、


「自分はこれだけ精一杯やっているんだから、うまく行かないのはきっとあいつのせいだ。あいつのことは俺が良く分かっている。あいつはもっとやれるはずの男だ!何でもっと頑張ってくれないんだ!」


という感じになり、でも実はお互いにそう思っていて、マイナスのスパイラルに突入し、何かがきっかけで一人に非難が集中し、そいつが爆発し一人減る。一人減ってしばらくはいいが、根本が解決されていないので、そのうちまた残ったもの同士で同じような状況になり、二人目が減り、ということになっていったんじゃないでしょうか?


では、こうならないためにはどうすればいいのか?(明日へ続く・・・)