アメリカのネット通販市場規模は、2008年全体で前年比17%増の見込み | eコマース(ネット通販)市場調査速報by日月総合研究所

アメリカのネット通販市場規模は、2008年全体で前年比17%増の見込み

全米小売業協会(NRF)のショップ・オーグ(Shop.org)部門が10月、インターネット小売業者60社にネット通販売上の見通しに対する調査を行った。 この結果について、ウォールストリート・ジャーナルが伝えたところによると、以下の結果となった。、

2008年全体のアメリカにおけるネット通販市場規模予測は前年比17%増の2040億ドルとなった。

同時期の9~10月にショップ・オーグ(Shop.org)部門が消費者2040人に対して行った調査では、23%が「ガソリン高騰でインターネットでの出費が増えた」と答えた。

ショップ・オーグによると、「ネット通販事業者は一般経済に対して柔軟だが、全く影響を受けないわけではない。ただ、景気低迷で消費者に節約傾向が強まっていることが、ほかの小売形式よりも比較購入がしやすいネット通販の成長で重要な役割を果たしている」(スコット・シルバーマン部長)とコメントしている。

ネット通販事業者の大手の大半は、年末商戦の客引き戦略として送料無料サービスを予定しているが、21%は「今年はそのための最低購入金額を引き上げる」と答えた。

また、売り上げ増を図ってサイトに手を加える業者も多く、43%は「商品のビデオ映像」、33%は「購入者の感想」を加えているほか、25%は「フェイスブック」ページを作成し、27%は「一掃セール」のページを加えている。

「前年比15%以上の増加」と答えたのは前年の78%から今年は56%に減少したものの、56%の事業者が前年比15%以上の売上増を見込むのは、現在のアメリカ小売市場全体の状況の中では、ネット通販は現在でも非常に伸びしろが大きいといえよう。