楽天に続いて、ヤフーも一般医薬品のネット販売の継続求め、オンライン署名開始 | eコマース(ネット通販)市場調査速報by日月総合研究所

楽天に続いて、ヤフーも一般医薬品のネット販売の継続求め、オンライン署名開始

厚生労働省が定めた2009年6月1日の完全施行予定の改正薬事法では、インターネットで購入可能だった一般医薬品の販売の7割近くが規制される。

このブログでも、その動向をたびたび取り上げてきたが、楽天やヤフー、日本オンラインドラッグ協会など
が反対のパブリックコメントをだす一方、日本薬剤師会など9団体や全国薬害被害者団体連絡協議会など薬害被害者団体や、消費者団体など計14団体が薬のネット販売規制強化を求めるなど、さまざまな立場からの論議が繰り返されている。

厚生労働省は、第一種、第二種医薬品については体面販売が原則とし、ネットでの販売は対面原則ではないという立場から禁止の立場を取っている。

ネットで薬を販売する事業者の主張は、高齢者や障害者、妊婦など外出が困難な人、近隣に薬局・薬店が無い地域に住んでいる人、実店舗での購入がためらわれる商品を購入したい人などにとって、不便な状況が発生すると主張している。

販売継続に賛同してくれる人の声を厚生労働省に伝えるべく、楽天がまず、11月に一般医薬品のインターネット販売の継続を求めるためネット上でオンライン署名を始めた。

そしてこれに続く形で、ヤフーも12月2日一般医薬品のインターネット販売の継続を求めるためオンライン署名を開始した。


「Yahoo!ショッピング」上でで「薬事法改正によりインターネットで薬が購入できなくなる可能性があります。インターネットで情報を得ながら薬を購入したいと考える方は署名にご協力ください」というタイトルでオンライン署名ページが用意されている。

署名ページでは、「2009年6月の施行が発表されている薬事法の改正により、インターネット上での薬の販売規制が大幅に強化され、インターネット上で購入できる商品が少なくなり、お客様の生活に不便な状況が発生します。」とし、以下のような例をあげている。

 ・風邪薬、胃腸薬、解熱鎮痛剤といった常備薬や漢方薬が、インターネットで購入できなくなります
 ・育毛剤、水虫薬、痔の薬、妊娠検査薬など、特定用途の医薬品類もインターネットで購入できなくなります
 ・薬の入手は営業時間中に販売店舗へ出向き、店員から対面で購入することになります


  ヤフーショッピング上の署名ページ
  https://order.store.yahoo.co.jp/cgi-bin/wg-request-catalog?help

「これまでどおりインターネットを通じて医薬品を購入したい方、医薬品のインターネット販売継続にご賛同いただける方は、フォームからご署名ください。」としている。