米国ではEコマース売上が初めて前年同期比減を記録 | eコマース(ネット通販)市場調査速報by日月総合研究所

米国ではEコマース売上が初めて前年同期比減を記録


米国の市場調査会社ComScoreの発表によれば、2008年11月の前半の数週間はEコマースの売り上げが史上初の前年同期比減を記録した。

11月1日~23日までの間のネット通販小売企業の総売上は81億9000万ドルで、2007年の同時期との比較で4%減少したという。

Eコマースの売上は、2007年12月から少しずつ鈍化、2008年11月に、ついに減少に転じたと報告している。


ComScoreによれば、ガソリン価格が急落したことにより、消費者意識は若干安心感が出てきているとはいえ、活気がなく不安定な株式市場、住宅価格の下落、インフレ、低調な労働市場が暗雲となって消費者の頭上に立ちこめている。

可処分所得の減少やこうした消費マインドを低下させる状況により、11月前半は、ネット通販小売サイトでの売上も前年対比減となった。

一方、シーズン後半になれば、もっと価格が安くなるのではないかという事を待って、買い控えの傾向が出てきている可能性も高いのではないかとしている。
その結果、11~12月の年末商戦シーズンの総売上は、最終的には前年同時期とほぼ同じ水準になると予測している。

ComScoreによれば、Eコマースの売上2007年では前年対比19%の伸びだったという。
そして、2008年の初めは9%伸びと、2007年の伸びからはかなり鈍化しているとしている。