毎年この時期になると、イギリスでは日本の赤い羽根のように、
胸に赤いポピー(紙製)を付けた人が多くなります。
この赤いポピーは第一次世界大戦で亡くなった人の追悼のシンボルとなっていて、
戦没者のための募金を募るためにポピーを売ったことに、始まるそうです。
今日、イギリスはArmistice Dayという、日本でいう終戦記念日のような日でした。
11月11日は第一次世界大戦の休戦記念日で、今年はちょうど90年の節目にあたるそうです。
(TVではこのニュースをたくさんやっていました)
それに先立ち、先週末の日曜日(毎年11月の第2日曜日)には
Remembrance Dayといって、毎年イギリスの王室メンバーが記念碑に献花するセレモニーがありました。
今年はウィリアム王子がポピーのリース(花輪)を献花する写真を、新聞で見ました。
しかし、私は外国人。
日本では第二次世界大戦の「終戦記念日」追悼式などを
TVで目にするぐらいなので、あまり気にしていませんでした。
でも・・・。
今日、アダルトスクールに行くと、英国中で行うという、
午前11時の2分間の黙祷(A two minute silence)をしました。
もちろん先生は私が外国人なので理由を説明してくれ、
「こういうのをやるけどいい?」と確認してくれました。
もちろん、罪もなく戦争でなくなった人たちを追悼することに異議はありません。
そこで・・・息子にも学校で同じことをしたかと聞いてみたら、
やはり同じように"a two minute silence"をしたそうです。
TVで見る限りは式典に出席するような軍人の人たちは目をつぶり「黙祷」していましたが
私が学校でやった"a two minute silence"は
そこまで大げさでなく、みんなで集まり、おしゃべりせず、手を止めた、まさに「静寂」でした。
私の個人的な意見ですが、大げさでなく、犠牲者を追悼するというのは、良い習慣だと思いました。
多分今度世界大戦があったら、全人類が死んじゃうくらいのすごい戦いかもしれませんが
二度と同じような犠牲者が出ないよう、誰も苦しまないよう、
年に一度でもみんなが思い、考える日というのがあれば、戦争を繰り返すこともなくなるのでは?と
思ってしまいました。
本当にそういう平和な世界が続くといいな~と改めて感じた日でした。