和歌山には98歳になる祖母がおります。
13年振りに何も言わず行くし、歳も歳なので私の事はわからないだろう…でも顔だけ見て帰ろう…と会いに行きました。
『お婆ちゃんチイコやで、わかるか?チイコ来たで。』
眼が見えず、かすかに聞こえる耳と握った手で
『チイコ?チイコか!よう来たな。』と私だとわかり、大喜び!
すると『あかな、待ってな、着替えるさけ(方言わかりますか?
)』と寝たきりなのによそ行きの服に着替えようとしたり髪に櫛を通そうとするのです。

いくつになっても身だしなみを忘れず、身体が不自由でも愚痴を言わず、前向きで明るい

『婆ちゃんもうすぐ死ぬさけ来たんか?忙しいのに来んでええで。死んだら会いに行くさけ、ハッハッハッ!』(違う理由で和歌山きたのに💧)
さすが関西人!ジョークなのですが関東の方が聞くと笑えないかも(^▽^;)
『あと二年で100やろ、チイコがお祝いしにまた来るさけ元気でいてな。』
『ヨッシャ、わかった!』と良い笑顔でした

まだ元気な時は眼が見えなくても指先の感覚で手芸をして楽しんでたそう
凄い


私の大好きな、理想とするスーパーレディです


