金城宗幸先生・原作、荒木光先生・漫画の作品の
僕たちがやりました。
 
 
普通の高校生が10人もの死者を出してしまった殺人犯に?
 
 
絶望の逃亡生活も真犯人を名乗る男の出頭で
突然元の生活に戻るもののそれは闇の力が働いたヤラセだった!
 
 
無実を演じるトビオは罪悪感からついに屋上から飛び降りて・・・?
 
 
 
 

僕たちがやりました6巻のあらすじ!

 
 
パイセンは爆破事件の真相を知っていた
刑事から言われた父親に愛されていたわけじゃない
という言葉が引っかかっていました。
 
 
どうしても父親本人と話がしたくなって
弁護士に情報を聞き込みしようとしますが
弁護士も父親の連絡先や勤務地などはよく知りません。
 
 
この人ならと紹介されたのは
京都のマルオが行っていた風俗店の店員。
 
 
マルオの動向を誰かに電話で報告していたあの男でした。
 
 
パイセンは店頭で輪島宗一郎の息子だと名乗り
父親に会わせて貰えるよう懇願しますがそこに現れたのはマルオ。
 
 
この店のサービスが気に入ってわざわざ東京から来ていました。
 
 
童貞のパイセンがついに初体験を済ませるつもりなのかと
先輩風を吹かせたマルオに押されるがまま
サービスを受けることになってしまいましたが
パイセンが欲しかったのは『愛』。
 
 
トビオは屋上から飛び降りたものの
たまたま木がある所に飛び降りたのでクッション効果が働いて
足を骨折した程度で命に別状はありませんでした。
 
 
どこか吹っ切れてしまったトビオ。
 
 
新しい自分として生きていくことを決め
同じ病院に入院していた市橋にバッタリ会っても明るく話しかけ
無実な自分を演じ切ることにしたのです。
 
 
 
 

僕たちがやりました6巻のネタバレ!

 
 
伊佐美は爆発で死んだヤバ高生の家を1軒ずつ回り
親友だったかのような話をして彼らの母親に
生前は家族を想っていた良い奴だったと
遺族に寄り添うような嘘の話をする
『お遍路さん』をやっていました。
 
 
伊佐美もトビオと同様に真相を知らない遺族から
まるで良い人の様に喜んで受け入れられる度に
罪悪感から思わず吐いてしまっています。
 
 
それでも伊佐美はこのお遍路さんを
やり遂げなくてはならないと思い込んでいます。
 
 
刑事に言われた事から精神的なショックで
下半身が不能になってしまい
今宵ちゃんにも呆れられてしまった現状は
お遍路さんという禊を済ませれば
解消できると思い込んでいました。
 
 
京都では結局風俗店でサービスを受けても
童貞を捨てることはできなかったパイセンにマルオは
真相はどうであれ今は世間的には無実の人間なんだから
楽しむべきだと言います。
 
 
マルオには10人の死者が出したことに
全く罪悪感を持っていませんでした。
 
 
真っ直ぐに愛を欲しがるパイセンにマルオは
パイセンに友情という愛情があると言って喜ばせ
再び大金を巻き上げて心の中でほくそ笑んでいました。
 
 
マルオにとってパイセンは人に自慢できる時計を買う金や
高級風俗で遊ぶための金もくれるただの金蔓。
 
 
学校でトビオが飛び降り自殺をしかけたという話を聞いても
ヤバ高生はもともとクズなんだから死んでもいい存在だった
そんな事で罪悪感に押しつぶされて自殺しようとするなんて
弱い奴だなと考えます。
 
 
それとも自分が強いのか・・・。
 
 
とにかく自慢できる時計が買えて風俗遊びもできる金が貰えて
楽しい人生を送れるんだから楽しむべきだと
ルンルンで歩いていた夜道で突然襲撃されました。
 
 
一方、病院ではトビオはすっかり市橋と意気投合していて
リハビリを励まし合いながら頑張ったり
病室でゲームを楽しんだりしていました。
 
 
市橋は蓮子に想いを告げましたが
ちゃんとした返事は貰えていないと零し
トビオは市橋が蓮子と付き合えるように応援すると話しますが
蓮子はトビオの前に現れました。
 
 
久しぶりに蓮子と話すとやっぱり楽しいし蓮子は可愛い。
 
 
蓮子が市橋からキスをされたんだと聞くと
嫉妬から思わず自分も蓮子にキスを――。
 
 
お互いの気持ちが正直にぶつかりあったことで
2人は自然と蓮子の部屋で関係を深めて付き合うことに。
 
 
トビオはあまりの幸せに蓮子を抱きしめながら涙が止まりません。
 
 
蓮子は市橋にちゃんと気持ちに応えられないと返事をしたいけれど
不幸な境遇になった市橋をさらに傷つけるのが気まずくて
話せていないままだと気にしているので
トビオから蓮子を付き合うことになったと知らせる約束をします。
 
 
市橋に友達になれて良かった
これからの市橋を応援しているという動画を送るトビオ。
 
 
同時に市橋の病室を訪ね意を決して
蓮子を付き合っていることを打ち明けます。
 
 
市橋は祝福してくれトビオはホッとして
蓮子のもとへ向かおうと病院から外へ出た所で
今度は市橋から動画が届きました。
 
 
市橋もトビオと友達になれて良かったと言います。
 
 
爆破の犯人を見つけて報復しようとしていたけれど
これまで人から恨みを買うことばかりしていたので自業自得。
 
 
因果応報だったと気持ちに整理がついたこと
自分はもう夢を叶えることはできないということも受け入れたこと
その上で自分の幸せが何かは自分で決めると話し
トビオにエールを送ります。
 
 
トビオが動画を見終わるかどうかのタイミングで
すぐ傍で大きな音がして振り返ると病院の関係者が
『何か』に対して集まって皆が慌てています。
 
 
トビオの傍に現れたものとは・・・?
 
 
 
 
 
 

僕たちがやりました6巻の感想!

 
 
5巻もかなり重たい終わり方をしましたが
6巻は後味が悪すぎますね。
 
 
十中八九市橋が病室から飛び降りたんでしょうね。
 
 
市橋は蓮子と付き合えるかもしれないことが
最後に残った「まだ生きている理由」だったんでしょうか。
 
 
トビオは本当に好きな蓮子と本当にしたかったことができて
付き合うことになったときの泣きながら幸せを
噛み締めているシーンはぐっときましたが・・・
折角付き合えることになったけれど
ここでこういう形で市橋が死んじゃうと
付き合いにくいものがありますよね。
 
 
パイセンは成人になったいい年して父親に
本当に愛しているのか確認したがるのは
子どもっぽすぎるなと思いましたが
親と触れ合っていないと親離れだってできませんよね。
 
 
リアルな精神年齢なんでしょうか。
 
 
ちょっと4人の中ではタイプの違う悩みですね。
 
 
マルオはついにガッツリ痛い目にあいました!
 
 
犯人は覆面でわかりませんがちょっとは反省するのかな・・・
また僕はただの被害者って思うだけなんでしょうかね。
 
 
トビオの自殺未遂よりも伊佐美のお遍路さんが一番リアルですよね。
 
 
やっている方は自己嫌悪で吐く程辛いかもしれないけれど
嘘ついて美談並べて遺族の味方の振りして喜ばせるなんて
自分を傷つけずに相手も良い気にさせてなんて自己満足なんでしょう。
 
 
余計にたたなくなりそうだけどなぁ。
 
 
7巻は市橋が死んだのかどうか
それで蓮子との関係はどうなるのか・・・。
 
 
マルオは誰に襲われてどの程度の被害を受けたのか・・・。
 
 
そしてパイセンは父親に愛を確認できるのか
伊佐美のお遍路さんの結果は出るのかと答えが出そうです。