どうも、東谷英人です。俳優です。

これは8月9月の舞台のお知らせです。

去年は本公演としては谷の一人芝居『アンチフィクション』だけでしたし、今年のTPAM版『福島三部作』には不参加だったので、なんだか本当久しぶりなダルカラ新作という感じがします。緊急事態宣言と重なって「なんだかなあ〜」という思いや、この先の世界の薄暗さにざわざわしつつ、だがしかし俺は演劇屋だ。演劇をやることで社会と関わるのだ。なんて思いながら、日々稽古する時間に幸せを感じつつ。

まあいろいろあるよね、それぞれみんな。

 

で、今回は「妊娠」「出産」にまつわるいろいろな人間模様を描く作品です。

扱うテーマがあらゆる人に当てはまるデリケートなやらかいものだからということもあるけど、

おそらく今までとは違う新しい手触りの芝居になる、気がしています。

 

閑話休題。

最近のぼくは、部屋にいる時はずっとフィッシュマンズの音楽を流していて、聴き込むほどに「最高だなフィッシュマンズ」と心の中でグッと拳を握ったりしています。

今年で結成30周年だそうだ、すごいね30年って。

昨日から公開してるドキュメンタリー映画はなんとしても観に行きたい。行けるかな?

佐藤伸治の詞には不思議な力があって、これまでも何かのきっかけでピンポイントにハマった曲がいくつもあって。

で、なんか聴かずに取っておいたアルバムたちを聴き漁りはじめて本ハマりしてるのが今だったりして。

すごくいいんだよなあ。例えば、

 

 

【音楽はなんのために 鳴りひびきゃいいの

 こんなにも静かな世界では

 心ふるわす人たちに

 手紙を待つあのひとに

 届けばいいのにね】

 

                     _____『新しい人』

 

 

これ、演劇はなんのために〜て置き換えちゃうよね、やっぱり。

音楽も演劇もプレイを同じ空間で味わうものだから。身体の外から中に、中から外に、感じるものだから。

その「今」を一緒に感じてほしくて、だからお知らせします。

 


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DULL-COLORED POP vol.23

『丘の上、ねむのき産婦人科』

作・演出 谷賢一

 

出演 東谷英人 内田倭史 大内彩加 倉橋愛実 塚越健一 宮地洸成

   岸田研二 木下祐子 冨永さくら 湯舟すぴか 李そじん 渡邊りょう

 

 

●東京公演@下北沢ザ・スズナリ

2021年8月11日(水)〜29日(日)

 

11日(水)19:00A

12日(木)19:00B

13日(金)配信撮影日

14日(土)13:00A/18:00B

15日(日)13:00A

16日(月)19:00B

17日(火)14:00A/19:00B

18日(水)休演日

19日(木)14:00A/19:00B

20日(金)19:00A

21日(土)13:00B/18:00A

22日(日)13:00B

23日(月)19:00A

24日(火)14:00B/19:00A

25日(水)休演日

26日(木)14:00B/19:00A

27日(金)19:00B

28日(土)13:00A/18:00B

29日(日)13:00A 

 

ご予約はこちらからhttps://ticket.corich.jp/apply/113043/103/

 

チケット全席指定 一般4000円 学生3000円(要学生証確認) コロナ支援チケット8000円

 

●大阪公演@in→dependent theatre 2nd

2021年9月1日(水)〜5日(日)

 

1日(水)19:00A

2日(木)19:00B

3日(金)14:00A/19:00B

4日(土)13:00B/18:00A

5日(日)13:00B

 

ご予約はこちらからhttps://ticket.corich.jp/apply/113044/103/

 

チケット整理番号付き自由席 一般4000円 学生3000円(要学生証確認) コロナ支援チケット8000円 

 

A→女性キャストが女性役、男性キャストが男性役を演じます。

B→男性キャストが女性役、女性キャストが男性役を演じます。

 

※受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前

※現在妊娠中の方やコロナ以外の持病・身体的事情などにより、ロビーに出やすい通路席をご希望の方はご連絡ください。

可能な限り安心できる観劇体制をご用意させて頂きます。 お申し込み:info@dcpop.org

 

 

配信チケット3300円・特典付き5000円 ※編集後の配信となります。決定次第、詳細発表します。

 


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劇団としても久しぶりの新作で、一同気合と集中を込めて稽古、創作に臨んでおります。

相手役と入れ替わって「自分と異なる性を演じる」こと自体がきっと手強い挑戦になるでしょう。

感染症対策もしっかり行なった上で、劇場でお会いできるのを心より楽しみにしております。

 

 

東谷英人