10月の現状

テーマ:
温泉ドラゴン
『The Dark City』
@ブレヒトの芝居小屋

無事終演しました。
ぼくは練馬区にここ数年住んでいますが、なんとその練馬区にも劇場がどうやらひとつだけありまして。
ブレヒトの芝居小屋という、なんとも味のある文字通り芝居の小屋が練馬区の武蔵関という場所にあったんですな。そしてこの場所は来年3月でなくなるというなんとも悲しい決定がありまして、そんな劇場で、なくなることが決まってる小屋で、なくなる哀愁を小屋自体が嘆いているようにも感じる空間で、芝居をやれたことがとても貴重でいい経験だったように今は思っております。


温泉ドラゴンという集団は、僕からしたら全員先輩で、なんなら今回の客演含めた座組の中でもぼくは若手の部類で、そんなことは最近じゃ珍しいことだったのだけど、創作現場としてとても健全だったと思います。それは温泉ドラゴンの皆さんの醸し出す空気であり、シライケイタさんの現場であるから、まぁそうなんだよねと。俺は稽古→本番→打ち上げに至るまで全部、たびたび生意気と言われながら、しかし毎日相手と対峙して演劇を攻めれた日々だったかと思います。俺ってやっぱり大人しくなんてできないみたい。それは、俺ってこうだからすいませんーてな甘えなんかじゃなくて、こう感じたらこんなことを今現場のテーブルに真っ直ぐあげちゃうぼくを、真っ正面から受けて立ってくれた座組の皆さんにただたた感謝します。誰がリーダーとかいうことじゃなくてね。火付け役って必要だろ?キャンプファイヤーにはさ。

途中でギアチェンジも幾度かして。上演した演劇以上に、プロセスという意味でほんとにいい経験させてもらいました。これは専門的領域なので、詳述は省く。

兎にも角にも、おれはまだまだこっからだ。
芝居はやはり相手なのです。
自分より相手なのです。
相手は鏡なのです。
相手が自分ということで、
芝居するということは、
他者と関わることでしかないのです。
舞台上の俳優と俳優が関わって、それとお客が繋がって、縦と横の線になるのです。
その瞬間が全てで、そのために俳優は存在しているのです。


閑話休題。
ケイタさんとは今年3本目でね、1年間で同じ演出家と3本やるってなかなかないことな気がするけど、まだまだこれからも一緒に演劇創っていきたいです、またそう互いに思える存在でい続けないとダメだろう。意味がないだろう。
そういえば一緒に創作した1本目の『ぼんくらと凡愚』のオーディションが去年の今頃このブレヒトの芝居小屋だったなぁ、あれに受かって、真ん中やらせてもらって、あれはあれでとてもいい経験だったし、あのときの同輩とは今だに繋がっているわけだし、あそこから年をまたいで今回に繋がってるんだなぁと思うと、ううむ、俺はまだまだシライケイタをぎゃふんと言わせないといかん。言わせ続けないと。


今年仕事を共にした、
谷賢一、扇田拓也、シライケイタ。
まだまだ共闘して演劇界に乱気流を撒き起こさねばよお。


そんなことを、深夜に思いながら。
幸いなことに夢中になるものが目の前にいくつもあるので、集中するぞ!
ダルカラも2月、演出するぞ!出演するぞ!
期待してくれ。俺に。