「サタニストなりすましユ-ダヤ人」勢力が
西側のマスコミをほぼ独占して発信している
https://ameblo.jp/e-aria-souken/entry-12735604086.html
(罪深き)「フェイクニュース」では報道されない
「真実の情報」をあなたに。

 

今回は、「ウクライナ事変」の「真の意義」解説の2回目です。

底本は、北野幸伯著「プーチン最後の聖戦」を使用します。

 

 

この書物の核心を一言で言うと、

プーチン大統領は、

「米国一極覇権を切り崩すために、

米ドルを基軸通貨の座から引きずり降ろす」

作戦を実行する

ということです。

 

米国の経済覇権は、

米ドルが世界の基軸通貨であることを基礎土台にしています。

米ドルが基軸通貨でなくなると、米国にとって大変な事態が発生します。

それは、一言で言うと、

米ドル過剰印刷による

「濡れ手に泡」の貿易ができなくなり、

経済的に破綻してしまう、ということです。

いい気になってバカをやっていたツケが、

今、ブーメランとなって自国に返って来るのです。

 

では、

「米ドルを基軸通貨の座から引きずり降ろす」作戦

とは、どのようなものでしょうか?

 

簡単です。

他の通貨での世界貿易取引が格段に増えれば良い のです。

具体的には、ロシア・ルーブルでの石油ガス取引、

又は、通貨ユーロによる石油ガス取引・・・等々です。

 

イラクのサダム・フセインは、フランスのシラク首相にそそのかされ、

イラクの石油取引を米ドルからユーロに切り替えました。

これは、米国DSを激怒させる事態でした。

当然、「フセイン、4すべし!!」となります。

 

米国は、

ウソ八百の濡れ衣の罪を着せて、フセイン・イラクをミサイル攻撃し、

フセインを564て、イラクを占領して、米軍基地を作りました。

これにより、イスラエルに敵対する中東諸国(シリア・レバノン・イラン等々)に

睨みを利かせることができます。

勿論、イラクの豊富な石油資源も、米国で強奪・ゲットして、

通貨ユーロでの取引をやめさせ、米ドル取引に戻しました。

 

とはいえ、

米国の傀儡国家として、イラクをうまく運営することは

できませんでした。

なぜか?

中東は、イスラム教の国々だからです。

 

フーバー研究所の西鋭夫教授によると、彼の著書である

「無条件の(押しつけ)民主主義」(アンコンディショナル・デモクラシー)

(日本語翻訳版は「国破れてマッカーサー」)

が、このころ、再び米国の関係者の間で、読まれていたそうです。

イラクを「押しつけの民主主義」で

日本のケースのようにうまくやれないか?

と、米国上層部は、研究していたのです。

 

日本の場合は、天皇系國體勢力が、

ゲリラ戦による徹底抗戦で日本国土が荒れ果てるよりも、

「国民の生活が第一」主義で、「面従腹背」作戦を取り、

表面上はDSの言う通りにする「ふり」をして、

裏で、「DSをぶっ潰す計画を秘密裏に進める」作戦を取りました。

ゆえに、表面上、日本では

「米国押しつけの無条件民主主義」が根付いたかのように

見えているだけなのです。

 

しかし、中東のイスラム諸国では、

「イスラム教」という「対DS撃退用のジハード宗教」

が普及していますから、米国が仕掛けるちゃちなマスコミ洗脳程度では、

彼らは洗脳されないのです。

そう、「イスラム教の聖典による洗脳」の方が圧倒的に強烈なのです。

 

そういうわけで、

イラクにおける米国傀儡政権運営はうまく行かず、

宿敵イランの秘密裏の介入工作により、

イラクはどんどんイラン寄りになって行ったのです。

 

さて、少し横道に逸れたようですが、

主題は、「基軸通貨$米ドル防衛」のために、

米国は、フセインをもイラク攻撃をして葬った、ということです。

それが、「米国一極覇権」を死守しながら拡大する方法だからです。

 

 

さて、目下の「ウクライナ事変」に、話題を戻します。

 

病気療養中のSaker氏が、1カ月ぶりにブログ記事をエントリーしたので、紹介します。

A quick update from Andrei, with a few additional notes | The Vineyard of the Saker

 

 

【セイカーのエントリー記事の要点抜粋】

・特殊軍事作戦(SMO)として始まったものが、今や、統合された欧米(別名、アングロ・シオニスト帝国)とロシアとの間の公然とした全面戦争に変わったことは否定できない

・ウクライナ軍は、平均して、1日に1個大隊ほど失っており、これが、連中が、ほとんど訓練されていない民間人を、東部に送っている理由だ

・ロシアは全軍事力のほんの一部しか使っていない

・「欧米の筋金入りの狂人」(アメリカ・ネオコン、イギリス、ポーランドと3B)は、NATOとロシア間の全面戦争を誘発しようと懸命に努力している。

・「ロシアに対する欧米経済電撃戦」は完全に失敗し、ロシアでの冗談は、マケインがかつて

"ロシアは、国を装ったガソリンスタンドだ" と軽蔑して言ったことは有名だが、

"バイデン"は今や同じことを言っているが、深い羨望の念を抱いている:-)

・特別な軍事作戦として始まったものは、今や(あなたの定義に応じて)第三次世界大戦、あるいは第四次世界大戦と呼べるものへと変貌した。

・これはウクライナに関する戦争ではなく、少なくとももはや、これは今やヨーロッパ大陸の未来、さらには将来の国際秩序のための戦争だ。

・・・要点抜粋おわり)・・・・

 

さすがに、実に的確な分析です。

その通りですね。

「アングロ-シオニスト帝国(主義)」

この呼称も的確です。

 

我々が、注目すべき1番のポイントは、

「米ドルが基軸通貨の地位」からすべり落ちるかどうか?

ただ、この1点です。

 

DS西側勢力は、発狂したかのように、

「ロシアに地獄の経済制裁」を連繋して課しました。

これは、(DSお得意の・伝統芸である)「魔女狩り」の手法です。

 

しかし、プーチンは、

EU諸国への石油ガスの輸出供給について、

ロシア・ルーブルで支払え、そうでなければ、輸出しない、

という「反撃の一手」を打ちました。

ロシアの石油ガスに大半のエネルギーを依存しているEU諸国は、

DS上層部の寡頭政治の命令による「ロシア潰し」で、石油ガスを「ロシアからは輸入しません」

と言わされていますが、実際にそれを実行すると、経済が破綻してしまいます。

仕方なく、抜け道を作って、ルーブルで支払い、石油ガスを輸入しています。

これにより、ルーブルは、強い通貨としての力を復活させ、

米ドル取引量が激減しています。

 

そして、

プーチンの次なる手は、こちらのニュース。

ロシア、貿易・石油輸出先をBRICSにシフト=プーチン大統領 | Reuters

 

引用)プーチン大統領は、

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成するBRICSの会合参加者向けにビデオ演説し、

ロシア市場で中国製自動車の存在感を高める計画や、インドのスーパーマーケットチェーン出店について議論していると明らかにした。

また「BRICS諸国におけるロシアの存在感も高まっている。

中国とインド向けのロシア産石油輸出は顕著に増加している」と述べた。

国際的な金融決済の新たな仕組みに関する開発について、

BRICS諸国と共同で取り組んでいることも明らかにした。

「ロシア金融メッセージングシステムはBRICS諸国の銀行との接続が可能だ。

ロシアの決済システム『MIR(ミール)』は存在感を強めている」としたほか

「BRICS通貨バスケットに基づく国際基軸通貨を創設する可能性を探っている」

と述べた。

・・・記事おわり)・・・・

 

じわじわと、米国の基軸通貨・米ドルは、包囲され、追い込まれています。

 

米国経済の弱点を知っていますか?

 

米国経済は、アップルi-phoneを見れば分かる通り、

米国で、企画設計しますが、実際に生産するのは、

人件費の安い海外(チャイナやその他)

なのです。

このように、米国は、産業が空洞化しており、実業が弱くなり、

活動の重心・比重が、「虚業(金融業など)」に著しくシフトしています。

脳味噌だけの存在で、手足は、海外にある、という感じです。

だから、「現物を止められる」と、めちゃくちゃ弱いのです。

 

そういうわけで、

あとの「経済連鎖」ロジックについては、こちらの記事に譲ります。

経済を拡大させる「米ドル輪転機刷りまくり」のバブル膨張は、

「限界飽和点」に達しつつあります。

そこで、石油ガスの取引がロシア・ルーブルで取引されるようになると、

↓↓この記事で予測されている「バブルがはじける」事態を必然的に招きます。

 

米国株式大暴落(人類史上最大最悪)ブラックスワンが近づいている!! | 半蔵門インテリジェンス総研 (ameblo.jp)

 

で・す・か・ら

 

基軸通貨・米ドル・・・・終りです!!

 

プーチンは、

「最後の聖戦」に勝利し、世界の英雄となります。

 

北野幸伯著「プーチン最後の聖戦」は2012年出版の本ですが、

10年後に、見事に現実化したわけです。

この本の核心部分については、以上ですが、

 

次の続きの記事にて、

各章ごとに、この本の内容をチェックしながら、

じっくり、読み進めてみることに致します。

 

今回は以上です。

それではまた。