フェイク・ニュースを、あたかも真実のように報道する巨大な力が存在します。
背後では、勿論、「悪い奴ら」がそれらを操っています。
米国もそう。、日本もそう。
ネット世界でも、そうです。
.
●デマを流す(ディスインフォメーション)工作

 

という単純な手法もありますが、それよりも、合わせ技として、
単なるデマではなく、意図的に「汚名」を着せることで、対象者を悪魔のように見せる、という「デーモンナイズ・キャンペーン」をする、
という工作が、彼らは得意です。
これが

●「インファミー(infamy)工作」=汚名を着せる工作、名誉を貶める工作
です。
.
とりわけ、天皇家に対しては、このインファミー工作が多数しかけられて来ました。
(「フランス革命」の時のフランス王家に対しても、「どす黒くてひどいインファミー工作」が執拗に仕掛けられました。)
.
さて、そんなインファミー工作をしているようにしか見えない
古代史家の倉西裕子氏のブログから、以下、引用してみます。
.
彼女は、明治天皇が下賤な黒ユダヤ人の血統にすり替えられた説
を強硬に主張しております。
「明治天皇=大室寅之祐」というのは正しいのですが、
大室寅之祐は、出自不明で、卑賤な民の血統た、と言うのです。
.
・・・引用・・・・・
(主張1)

https://kuranishi-yuuko.hatenablog.com/entry/72811714

インターネット上に公開されているそれらの研究によりますと、
寅之助の父親の作蔵は、まったくの身元不明者であり、
母親のスエは、京都西本願寺の大谷家の血縁者であり、
山口県の田布施町の正興寺に住んでいた際に、
作蔵と知り合って結婚しているとのことです(作蔵を朝鮮人密入国者とする説もある)
その後、スエが作蔵と離婚し、
南朝の後醍醐天皇の末裔という伝説のある「大室」という姓の人物と再婚した
ことから、寅之助は、スエの連れ子でありながら、大室姓を名乗るようになったそうです。
従いまして、
大室寅之助をめぐっては、まったく皇統を継いでおらず、
.
(主張2)

https://kuranishi-yuuko.hatenablog.com/entry/72813174

本ブログにて述べましたように、
寅之助は出自不明の人物を父としており、
母親のスエが大室家に嫁いだことによって、
寅之助は大室姓を名乗るようになっておりますので、
南朝の天皇の子孫ではないことです。
.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
.
私が、妹の倉西雅子氏のブログを通して、
落合莞爾氏の著作に、真実が書いてある、
と情報を伝えても、図書館ですら、それを読んで確認する作業を行わず、
ネットサーフィンした情報のみで、
上記のような「インファミー工作」をしているのです。
.
では、真実はどのようなことなのでしょうか?
「本当の真実」は、以下の通り。
.
●「奇兵隊天皇と長州卒族の明治維新」(落合莞爾著)
56~71~72頁より内容抜粋。
.
(大前提)
周防大内氏は、現在の山口県に「大内文化」(ウィキ参照)と言われる華やかな文化的・経済的な隆盛を見せていた。
石見銀山を押さえて、銀の産出も大成功し、朝鮮半島から、異文化を輸入し、フランシスコ・ザビエルのイエズス会も許容して、ここは「異国か?」という状況になりつつあった。
加えて、「日本国王之印(毛利博物館所蔵)」の通信符を用い対外貿易を行うことすらやっていた。
さらに、大内氏は、李成桂の朝鮮国と「通じて」周防地域を「日本から分離独立」させる企みまで見せていた。
.
(対策)
(1)護良親王の皇子、興良(おきなが)親王を南朝の征夷大将軍に、後村上天皇が任じる。→興良(おきなが)親王、「観応の擾乱」後、周防に入る。
(2)周防国(すおうのくに)、長門国(ながとのくに)、この防長二カ国は天皇家にとって、「敵地」であった。そこをどう改変するか、が課題だった。
(3)「防長計略」(ウィキ参照)にて、大内氏を殲滅。大内文化も消滅。しかし、渡来民は沢山在住している状態。
.
●興良(おきなが)親王の皇統・子孫は、「田布施郷麻郷村」に護衛の者たちと共に住み着いた。田布施郷麻郷村の小字(こあざ)が「大室」なので、これを姓名にした。皇別・大室家の誕生である。
.
●江戸時代の中期に、皇別の大室本家の男子血統が絶えた。しかし、分家としての男子血統は続いており、その一人が回船業をして成功していた「作蔵」であった。
●作蔵を浄土真宗本願寺派慈化山西円寺に呼んで住まわせた。
●浄土真宗本願寺派慈化山西円寺の所在は、「麻郷大字地家」だったので、作蔵を「地家」の姓にして、地家作蔵とする。
●興正寺門主の一族の谷口スエを作蔵と結婚させ、寅之祐が誕生。(他2名の男子も出産)
●「地家寅之祐」は、血統的には正統な皇統の血を継いでいるが、形式的には、大室宗家の分家である地家作蔵の長男なので、皇別・大室家の正統な跡取りにするには、大室宗家に入る必要がある。そこで、母親スエが、作蔵と離婚して、大室家に再婚して入る、という形で、形式的な戸籍工作を行ない、大室姓の寅之祐を誕生させ、まもなく、スエは死んだことになっている。(実際はお役目を果たしたから、立ち去っただけで、この再婚は形ばかりだった。)
.
以上が、「本当の真相」なので、
伏見宮系の皇統を継いでいるのが、大室寅之祐です。
.
ウソだと言うなら、しっかりした根拠を示して、メールせよ、
とまで、本書では落合莞爾氏が述べています。
.
それにも拘らず、倉西裕子氏は、インファミー工作で、
デマ情報を、あたかも真実かのように、ブログ(不特定多数者向け媒体)記事にして、
明治天皇を貶(おとし)めています。
(小和田雅子さまのことも貶めていますね。池田大作の隠し子呼ばわり)
.
それも、「学者」として記事を書くという体裁で・・・。
「学者という権威」によわい軽薄B層は、
「そうだ、そうだ」と、なってしまうのかもしれません。
.
フェイク・ニュース、フェイク・ヒストリーを捏造・拡散する「闇の勢力」というのは、実際にあります。
それは、米国のニュースを見ても、よくわかるでしょう。(日本もそう)
.
彼女が、その無自覚な複製拡散者(デュープス)(単なるおバ●)なのか、
毒饅頭を食べて、意図的な工作をしているものなのか、
一体、どちらなのか?
本ブログの読者の方々は、各自で、
よく彼女の言動を観察し分析して行かれると良いと思います。
.
残念ながら、これまでのリアクションを見る限り、
前者である確率は、限りなく●●、と思われます。
.
本日は以上です。
それではまた