「半蔵門インテリジェンス総研」は
「フェイク新聞が伝えない、より深い内容をあなたに」  無料でお届け致します。
「未来の行方」を見通すインテリジェンスをあなたに。
 
さて、記念すべきスタート第1回目の当総研ブログ記事は、
「令和」の真の意味についてです。
 
藤原直哉氏の解説が、実に素晴らしい、ほぼ完璧に近い解説なので、
講演内の該当する  「令和」の解説部分を  「文字起こし」  しました。
お読みください。
 
2019年4月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長|
第41回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会
 
 
・・・・文字起こし・・・・・・・・・・・・
「令」の字っていうのは、人が跪(ひざまず)いて神の意を聞いているという、そういう形から始まった「会意文字」であります。
ですから、(ひざまずいて)沖縄の人たちの礼拝は、こうやって拝みますよね。それから、カトリックの人が教会でこうやって拝んでますよね。
 
 
いきなり、神が出てくるんですね。こういう元号を使うのは初めてなんですね。
いきなり神が出てくるんですから、それはものすごいものになると思って下さい。
ノートルダム寺院が焼けた時、カトリックの人たちがみんな外からひざまずいて拝んでたでしょ。みんな、令和している、と思いました。
みんな、令和、さっそく令和だな、と。(築)850年のお寺が焼けちゃった、愕然として、みんな、神の意を聞いているわけですよ。みんなで令和で、いいことだ、と。
 
で、元号というのは、必ず出典というのが、示されます。漢文なんて星の数ほどありますから、必ず出典というのを出すわけです。
私は、たまげましたよ、これは万葉集だっていうんですよ。
 
万葉集って、確かに日本の文学っていえは日本の文学かもしれませんけど、あれ、全部漢字で書いてるって知ってます?万葉集は全部漢字で書いてあるんです。
万葉仮名、と言いまして、当て字みたいな漢字で書いてあるんです。漢字で書いてあるんだから中国の影響はあるわな。純粋に日本というわけじゃなくて、源氏物語から取ったわけじゃないんで、日本とかアメリカからとか、そういうこと、あんまり関係なく、万葉集から取ったというのが最大のポイントだと思うんです。
万葉集、すごく長いんですけど、巻の一ってありまして、巻のいくつまであるんだ?
16?、20?、もっとありますね。で、巻の一の一っていう、いちばん初めのは、
なんと、雄略天皇なんです。雄略天皇から始まるわけですよ。それにね、こうみて行くと、額田王(ぬかたのおおきみ)が出てくるでしょ、中大兄皇子、天智天皇が出てくるでしょ、大海人皇子(おおあまのおうじ)が出てきますよね、柿本人麻呂も出てきますよね。このあと、山上憶良も出てくるでしょ。
まあ、すごいじゃないですか。なんだと思います?
要するに、既得権益ふざけんな、という連中の、オンパレードじゃないですか。
民のためにね、なんか直しましょうというオンパレードじゃないですか。
 
雄略天皇という天皇は、とにかく、ものすごく激しい人で、朝廷中を全部粛清しちゃった人なのよ。あらゆる悪を見逃さず、全部粛清したのが雄略天皇。
しかし、民を思う気持ちは非常に強くて、この巻の一の一の歌は雄略天皇の民を思う気持ちが載ってるんですね。
で、同時にこの方は「呉服」を持って来た人ですよ。呉の国から、今の和服の元になります呉服の織り姫集団を日本に誘致した、すごい天皇で、
だから、それ、万葉集って言ったら、全部大掃除だね、長州の変なやつらとかさ、朝廷に巣くう悪党どもをさ、全部大掃除するわけでしょ、そういうイメージですね。
しかし、民のことはしっかり思うし、イノベーションはやるってことでしょ。
雄略天皇っていったらそういうことだよね。もう、徹底的に、悪は追放する。民のことは深く思う。そして、イノベーションはやる。こういうことですよね。
だから私、びっくりしたんですよ。おいおい、万葉集ってのは、雄略天皇じゃないかと。
ちなみに、百人一首といったら、天智天皇なんですよ。天智天皇の歌も万葉集に入ってますよね。天智天皇っていうのは、今の皇室も、過去の歴史の中で、最も良い治世だったということでいつも引用するのが天智天皇なんですね。
で、(百人一首の)一番最後は、順徳院(じゅんとくいん)で、
「承久の乱」で、北条得宗家(とくそうけ)と戦った、立派な人ですよ。
 
・・・・・・・・・
(注)順徳院(建久8年~仁冶3年 / 1197~1242年)は、
後鳥羽天皇の第三皇子で、第八十四代の天皇。十三歳の時に即位され、承久三年(1221)、後鳥羽院を中心に北条氏追討のために挙兵したが、敗れて佐渡に流され、在島二十二年ののち崩御した。
 
(注)「承久の乱」ウィキ
日本史上初の朝廷と武家政権の間で起きた武力による争いであり、朝廷側の敗北で後鳥羽上皇は隠岐に配流され、以後、鎌倉幕府では北条氏による執権政治が100年以上続いた。北条義時は朝廷を武力で倒した唯一の武将として後世に名を残すこととなった。
・・・・・・・・・
 
だから、万葉集っていうのは、世の中を良くする、ということがずうっと書いてある。
百人一首もね。
 
ちなみに、元号の始まりっていうのがね、「大化」645年、大化の改新、これ、訓読みで読んでみて下さい。「おおばけ」なんで、おおばけ元年なんで。
これね、中国のいろんな制度を入れてきたんですよ、ここから。で、、後に、律令制度はじめますよね、701年でしたっけ、それが「おおばけ」
要するに、中国の制度を入れちゃったから、日本は「おおばけ」してしまったんですよ。化け物になっちゃったんですよ。ちゃんと予言しているんですよ、日本は化け物になっちまうぞ、て。で、今でも化け物なんです。で、ときどきに、立派な人が現れて、本来の日本に建て直そうとする人が何人かいたんですよ。
「化け物」って、どういうことかというと、いくらやったって、ちっとも穏やかにならない。
太平和楽の世っていう言葉がありますでしょ。みなさんホントに楽しんでいる、・・・ならない。何年やったって、ならない。
もう、争いばっかよ。特に、明治以降なんて争いばっか、長州の横暴ばっかで、最後は戦争で決着つけるってやり方で、全然、太平和楽にならない。
縄文時代の人たちは六千年間でしたか、もっと長くですか、戦争をしなかった国でしょ。
・・・全然ならない。
で、何人か素晴らしい人が現れて、その期間だけはちょっと太平和楽に行くんですが、あとは全然ならない。やっぱり「化け物」になっちゃったんですよ。
 
だから、ちゃんと「大化」というね、中大兄皇子ですか、あの人たちが言った通りになりました。
「化け物」をマトモに戻さなきゃならないのが、これからの世の中でありまして、
ついては、自民党も東大も化け物になっちゃったから、ひっくり返して退けるんだ、という、そういうことなんでしょうね。ほんと、そう思いますよ。
 
それからもう一つ、(新元号の)出典の中で、万葉集の中で、どこの話が出てきたかというと、「梅」の話が出てきたわけですよ。
「梅の花が咲く」って話が出てきたんですよ。これもびっくりしました。
「桜が咲く」って言ったら、これは「春がきた」ということなんですけど、「梅が咲く」ってことは、{政治があらた(改・革)まる」ってことですからね。政治の覚醒・革新が起きるってことですから。「梅が咲く」って言ったら、それはすごいですよ。場合によっては、革命みたいな話になりますから。
これが出て来たっていうことは、天皇さん、何したいか、わかるよね。
(悪党どもを)みんな追い出しちゃって、もっともっと民のためにして、イノベーションもやるっていう、そういうことでしょ。
いやあ~、たまげましたよ。
 
それで「梅の花」が咲くのがね、太宰府でしょ、
太宰府と梅の関係って、みなさん御存じでしょうかね。菅原道真って人がいましてね、藤原氏の専制に耐えかねて、九州に左遷されるのね、
まあ、菅官房長官みたいな人がいたんじゃないか、役人だった菅原道真は、追放されたんじゃないですかね。
 
「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしとおもえば」
という雰囲気らしいよ、最近の菅官房長官は。
なんか、俺が全権を掌握したみたいなことを平気で言ったりしてるんだそうで、(藤原)道長気分らしいですよ、どうもあの人。
 
全くね、神奈川県ってロクなのいないよ。まだ甘利とかさ、やってるでしょ、
塚田さんていう国交副大臣、辞めましたよね、大臣ね。
甘利なんで辞めないのさ。自民党の選対とかやっててさ、汚職王が選対だよ、まあ、あれも神奈川なんだよ、
(あと)外務大臣、こないだ、病気しちゃってさ、全部ダメね、外交なんか。あれも神奈川なんだ、ロクなのがいない。ため息しかでませんが・・。
 
まあ、梅の花です、
「東風(こち)吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主無しとて、春な忘れそ」
という有名な歌を菅原道真は詠むわけであります。道真が九州太宰府に流される。
都の朝廷の梅が一緒に飛んできたんです。で、飛び梅というんですね。九州太宰府の中に、「延寿王院」というお寺があるんですね。
太宰府のお宮のすぐ隣ですね。そこに、この(歌)碑が立っております。
道真が都から流されて、「悲しいな、戻りたいな」という歌だと言われますが、この歌が出来てから900年経った時に、この歌が実現するんです。
 
この「延寿院」から明治維新が始まったんです。明治維新はここから始まるんです。
http://www.sumai1616r.com/dazaifu/tobiume.html
 
小さい字で書いてありますけど、三条実美、それから西郷隆盛、それからこの後すぐ明治天皇になります大室寅之祐、すり替わった明治天皇・大室寅之祐は、最後、延寿院から京都に上って明治維新になるんです。
で、明治維新は基本的には、南朝革命と言われていて、西郷さんがいる間の明治政府というのは、南朝革命でありますから、
だから、それはもう、化け物の日本を元に戻す、おおばけしてしまった日本を元に戻すというのが、南朝革命の基本でありますから、それをやった人たちが、ここから出て行って、明治維新をやるわけです。
ですから、道真の想いは、900年後に実現するわけです。
 
だから、太宰府で梅が咲いたという話をするっていうことは、こういう話だよね、
世を覚醒するってことじゃないですか。で、同時に、この時、孝明天皇は殺されます。
岩倉と伊藤に孝明天皇は殺されるんです。いつまでも「攘夷、攘夷」って言っているから殺されちゃって、息子の睦仁親王がとっかにやられちゃって、そこに、大室寅之祐がど~んと座るわけですよ。
 
で、孝明天皇なんですけど、孝明天皇が実は「令」の字を元号に使いたいって、提案してた天皇だったんです。過去、二回「令」の字を元号に使うっていう話があったんですって。それ全部、孝明天皇の時なんですって。
で、提案していたのが、高辻家だっていうんです。新聞に出てたんですけど。
高辻家って、道真の直系じゃないですか。
孝明天皇の時、「令」の字を推薦してたのが菅原道真の子孫ですよ。
 
もう、こうなったら、全部揃っちゃってんじゃない。
明治維新のウソは全部ひっくり返してもらうと。全部きれいにする、と。
もうね、みんな赦さないと。みんな、あっち行っちゃえ、と。
いやね、明治はウソばっかなんだよね。明治維新からウソばっかで、調べれば調べるほどウソばっかで、私、わかりましたよ、「大正」って時代。「大きく正す」なんだな。
明治がウソばっかだからさ。ほんと、ウソばっかだよ、調べれば調べるほど。
それを正すのが大正だったんですが、天皇が早く死んじゃったからね。まあ、ちょっと終わっちゃったんだけど。しかし、色々ありましたよね、(大正)デモクラシーも始まったしさ。軍縮も始まったのが大正だし。
そういう意味ではある部分は・・まあ、小さく正したぐらい、は行ったんじゃないかな。
 
もう一つ、「梅が咲く」って言ったら、有名なあれ、
出口なおのお筆先ですよ。
大本(教)の出口ナオの有名なお筆先ありますよね。あれが、明治25年のお筆先です。
ここに出したんです。
 
明治二十五年旧正月
「三(さんぜん)世界一同いちどに開ひらく梅うめの花はな、艮うしとらの金神こんじんの世よに成なりたぞよ。梅うめで開ひらいて松まつで治をさめる、神国しんこくの世よになりたぞよ。日本にほんは神道しんどう、神かみが構かまわな行いけぬ国くにであるぞよ。」
 
これもだから、政治の覚醒が起きるって話です。
これ、面白いんです。出口なおや王仁三郎が書いたもの、予言がしっかり書いてありまして、たとえば、ここね。
「神かみが表おもてに現あらはれて、三千世界さんぜんせかいの立替たてかへ立直たてなほしを致いたすぞよ。」
艮(うしとら)の金神(こんじん)っていうのは、艮(うしとら)っていう方角、ありますでしょ、東北の方角なんですね、「ね、うし、とら、・・」ですから。東北。
東北に沈められた鬼のことなんですよ。鬼が出て来て、この世を建て直す、っていうんです。立て直す前に、立て替えがあるんです。立て替えって、立てる前にいったん壊すことなんです。立て直しは創り直すこと。古い家を建て直す際には、古い家、まず壊すでしょ。
それから、また創って行きますね。壊すのが立て替えで、創り直すのが立て直しなんです。
で、壊すのは大体、神の仕事で、立て直すのは人の仕事。だから、立て直しを準備していないと間に合いませんよ、ということが何度も何度も出て来ます。
こういうことがずっと続いてて、いろんなことが書いてある。
 
たとえば、こんなことも書いてある。
205「神が表に現れて、神と学(がく)との力競べを致すぞよ。学の世よはモウ済みたぞよ。神には勝てんぞよ。」
 
「神と学との力くらべ」と出てますね。
だから、やっぱり学問だけではわかりかねる、ということが沢山出て来ます。
そうだよね、物理学者も色々威張るけどさ、しょっちゅう、物理学、改定させるじゃない。
「今の物理学によれば・・」と言えばいいのに、なんかね、俺が神の真理を握っている、みたいなデカ口きくからね、あいつら。何考えてんだと思うんだけど、まあ、病気だと思うんだよ。まあ、神にはかなわんですよ。
まあ、そう思います。
 
こうやって、「梅が咲く」っていうのは、こういう話になっている。
ですから、私は、そういうことになると思うんですね。
 
令和の日本と世界に・・・・・
基本的には、現実界におきましても、アメリカの撤退戦略もありますし、金融も軍事もいったんおわり、立て替えでございます。
 
全部、創り直しになりますから、それはいろんなやり方がこれから出て来ると思います。
やっぱり、びっくりすることが多いんでしょうね。
一言で言って、令和の時代はみんなびっくりすること、ばっかりじゃないかと思うんです。
なんでこんなことになるんだ、ということが非常に多い時代になると思います。
で、別に、よく見たら、そんな不思議なことじゃないんだけれど、視点がちょっと狭いと、こわくてやってけない時代じゃないかと。
特に、世界はほんとそうだと思うんですね。
・・・・文字起こし終了・・・・・・・・・
 

本日は以上です。
それではまた

 
「半蔵門インテリジェンス総研」  ツイッター

https://twitter.com/EA_souken

 

◆「頂いたコメントへの返信」は、次回の記事投稿の時になります。
また、記事投稿は、「週に3回程度」を目安にしております。)