ドイツ・ヴァイマールのリスト音楽大学で教鞭をとられていた、アルネ・トルガ―先生。
ニュルンベルクで同門だったピアニスト友人の恩師が来日され、コンサートとマスタークラスが行われていました。
ご縁があり、生徒さん二人がレッスン受講するところへ、少しだけお邪魔してきました。
門下おさらい会後飛ぶように消えたのは、続けてあったこの予定のためでした。
おさらい会の皆様におかれましては、主催者早々不在ですみませんでした。
トルガ―先生の指導法は、私がニュルンベルクで師事していたマンツ教授と通じるものが多々あり、大変なつかしい思いと、改めて大切なことを根本に思い出させてくれるような、親近感のわくものでした。
普段指導で携わっている生徒さん方に、ドイツの素晴らしい先生に、ドイツ語にて指導して頂けるという体験もなんだか大変嬉しく、私自身の学びにもなりました。
生徒さん二人は、おさらい会でも長時間頑張った上に、熱血レッスンをしっかりこなされていました。素晴らしい!!
初めの30分だけ通訳をさせていただきましたが、短時間で、主観が入らないように、おっしゃる文章を淡々と日本語にしながらも、さらに噛み砕いて説明をする日本語におこすという脳内作業は、かなりな脳トレとなりました。
こんな貴重な機会を作って下さった関係者の方々、とびこんでいった生徒さん達に、心から感謝です。