一般社団法人日本ピアノ調律師協会会員
スタインウェイ会会員
調律師、田村浩さん。
この度の道後・宝厳寺こけら落とし演奏会にては、
いつも充分すぎるのですがその何十倍も増して、多大なるご尽力を頂いてしまいました。

宝厳寺に運び入れて頂いたのは、田村さんのピアノ。
昨年のチャリティーコンサート、5月の落慶記念コンサート、そして今回と、YAMAHAをお借りしています。
3回目となる今回は、ピアノの性質も熟知できており、安心感が違いました。
野外でのコンディション維持は簡単ではありませんが、ばっちりに立ち会い調律して下さり、
いつも心強く、最後まで弾かせて頂いております。
この度はその上、現場でも多くお力添え下さってしまい、頭があがりません。
昔から実家のピアノ、そして大きな本番でもお世話になっている田村さん。
以前愛媛交響楽団さんとショパンの協奏曲を演奏させて頂いた時、
本番前のプロ―ベ後に、いつも以上に軽さと機敏性を高める調整をお願いしたところ、
ありえない短時間で実現して下さいました。
その技術に感動し、助けられた本番となりました。
ブルノフィルさんとチャイコフスキーを共演させて頂いた時も、
会場となる市民会館の新しいフルコンで数週間練習させて頂き、ここという時にこまめに調整に入って下さいました。
おかげ様でこの時も、ピアノに100%安心感を抱き、臨める本番となりました。
ソロリサイタル時も含め、数え切れないほど、毎度お世話になっております。
愛媛での本番は毎回、田村さんにお力添え頂く形です。
私は案外に不器用なピアニスト故、素晴らしい調律師さんのお力添えで、ポジティブに音楽に集中することができます。
これからもどうぞ、よろしくお願い致します_(_^_)_
ピアノをお寺に搬入し、搬出する際は、道後の方々にも大変お世話になっております。
持ち運びできない楽器にこだわりを持ち無理をお願いしてしまっているのですが、いつも骨を折ってくださり、心から感謝致します。