たくさんの方と再会しました。
本当に、たっくさんの方と・・・
ウィーンで行われる講習会の講師として来ていたニュルンベルクの恩師、マンツ先生とは先生の大好きなお寿司屋さんへ行ったり、街を散歩したり、ハイリゲンシュタットへ行ったり・・・
先生の下でベートーヴェンのOp.109を勉強している時に初めてウィーンを訪れ、一人でわくわく散策した場所に時を経て先生とこれたこと。一緒に歩いていること、わくわく写真をとっていること。
一つ一つが感慨深く、心からの笑顔がこぼれました。
街のブラームス像、シュトラウス像、モーツアルトが住んでいた跡の石碑等一つ一つに大きく感動してリアクションし、ハイリゲンシュタットではベートーヴェンが住んでいたところにあるホイリゲ(ワインレストラン)でベートーヴェンの飲酒姿を想像しながら食事して、空にきれいな飛行機雲を見つけたら、
「ベートーヴェンもこんなひらけた空を眺めていたのだろうか・・・きっとそうだ、シンフォニーを頭に描いたはずだ・・・」
先生のほほえみの先の興味関心は、音楽に通ずる事がたくさん。
先生、ほんっとうに音楽を愛していますねと、相槌をたくさん打ちました。
その後アメリカから講習会に来ていたローゼンバウム先生と、そのアシスタントに来ていた友達との偶然の再会をきっかけに一緒に散歩させて頂く機会があり、シューマンが住んでいたお家、シューベルトが小さい頃に歌っていた教会、モーツァルトが亡くなったお家、シューベルトの亡くなったお家等巡りました。
ブラームス像の前では突然、ローゼンバウム先生が、講習会に来ていた生徒さんへの修了証書授与式をやるのだ!というアイデアを思い付き、突然のセレモニー。ブラームスもびっくりしたことでしょう。w そんな先生のあたたかい音楽愛にも触れられて、温かくなりました。
アシスタントに来ていたお友達は、7年前にイタリアのコンクールで出会って(私はニュルンベルクから、彼女はボストンからの参加)、それ以来の再会でした。マンツ先生の講師演奏会を聴きに行き、偶然会えてよかったです。アメリカでたくましく頑張っている大先輩、本当に尊敬します。
その翌日には、三年前にシューベルトの亡くなったお家であった琉球大学の田幸教授。
化学家ですがベートーヴェンについてもたくさん執筆されている方との再会です。
シューベルトがよく通っていたというレストランで音楽会話を楽しみました。
新しく書かれた本もサイン入りで頂き、お元気で御活躍の様子にまた活力を頂きました。
日本のNHK交響楽団。目下ヨーロッパ公演で、団員の方々がリンツへ滞在しています。
友人の旦那様(ヴァイオリ二スト)とその御一行様がウィーンへいらっしゃったり、リンツでご案内、お食事を一緒にすることがあり、日本の楽団員さんの独特の雰囲気に混ぜてもらい、すっかり楽しませて頂きました。
普段一人でピアノを弾き、ピアニストの集まる独特な雰囲気が私のベースにあるからか、
オケの方々の雰囲気はやはり新鮮です。
歳の差を超えて個性的でマイペースで、楽しくしっかり成り立つグループ。それ故に困難なこともたくさんあると思いますが、仲間がいるこういう感じ、いいなぁ・・・っと、思いました。
リンツからの最終電車は、いつも録音でお世話になっているご近所さん知人と偶然ホームで会い、一緒でした。w
ニュルンベルク時代に仲良しだったリンリンも、再びウィーンへやってきました。
束の間の時間でしたが、食事しながらたくさんお話して、彼女がまだニュルンベルクに帰ってないのに再びウィーンへ来た時の話をしていて、私達、気が早いわねと大笑い。
目下ご両親が来られているそうで、一緒にフランス、ザルツブルク、ウィーンと周り、ニュルンベルクへ帰っていきました。
今はこの冬まで留学していた友人が、もう一つのお部屋に滞在しています。
先日は高校の先輩でウィーンで再会した方に手作りこんにゃくを頂いて、おいしく頂いています。
・・・ そんな日々。
新しい出会い、再会、ご縁に、背中を押された様な8月でした。
残り数日、蓄えたエネルギーをしっかり自分に注ごうと思います。