久しぶりのウィーンフィル。 | ERI`sLeaf

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ピアニスト・黒田映李のBlogです。

ブッフビンタ―がウィーンフィルと、
ベートーヴェンのピアノコンチェルトを全曲弾き振りします。


・・・ってことで、今日はその公開プローべ日。

Rさんと勇んで見に行きました。




やはり、楽友協会はオケを、特にウィーンフィルを聴いてなんぼな会場だと思い知りました。

温かい音の調和、一体感。


ブッフビンタ―の音も、この地とホールをよく知りつくしている音。
聴衆とオケ団員さんにもウェルカムで迎えられているような、とっても落ち着いた、よい雰囲気でした。


以前ドイツで聴き惚れた彼の「皇帝」とはまた違う、洗練された音楽。

無駄なく絶妙なタイミングでオケへ出すキュー。
自らのピアノパートを終え静かに指揮をし、更に奥の方々へ示す為、立ちあがる瞬間ポイントが見事すぎました。ニ回が二回とも。



本番も聴きたいのはやまやまですが、明日リンツへ帰ります。




・・・それにしてもコンチェルトの第一番、第三楽章。
第二テーマが「トムとジェリー」すぎて、いつ聴いても笑みがこぼれ出てきてしまいます。



こちらはツィメルマンの弾き振り。2分40秒あたりです。



何度聴いてもわくわくする。w

ベートーヴェン、ナ~イス!!