リンツに来た目的の一つ。
「論文を書き上げる。」
まずはそのベルトコンベアーに、うまく乗れたかなと思う最近です。
・・というのも、
ピアノの教授から論文指導に定評ある教授を教えて頂き、その先生の開講していらっしゃる、論文を書くためのグループ講義に参加できています。
テーマにかかわらず「論文の書き方」なるもの、概要をサクサクと示してくれるので、できる気がしてくるのです。 …その講義とその後の時間までは。。w
今日は初めて、その先生からの個別指導の時間を頂きました。
私のテーマにおいては古い文献もどうしても読まなくちゃいけないよと言われており、読めるのか…しかも文語ドイツ語・・・ 状態ですが、その為に用意する本、その揃え方、読み方をご指導頂き、徐々に形作る体制に入れそうです。
次のご指導までにまずは2冊。
そのうちの一冊は廃版となっており、先生でさえ手に入れる事ができなかったそうですが(゜o゜)
どうにか購入して読んでみたいと思います。
もう1つ…
私のここの大学院での単位は、日本でのものと、ドイツでのものが割り当てられていてほとんど免除されています。唯一、「文化史」のみ、リンツで必須とされている授業です。
先月の終わり、その授業と、その後論文講義が入りどきどきの二本立てな日初日を迎えました。
授業はなんとかクリアし、
数時間後にどきどき論文講義を訪ねてみると、
あれ、同じ場所。
・・・
・・・・・ 同じ教授!
とても聞きやすいドイツ語で、語り口もさすがに洗練されていてやさしい方で、一気に安心しました。
こんな偶然もあるんですね。
ずっと弾くことに置き換えてきた「書く」こと、「学ぶ」こと。
この機会に感謝して、しっかり文章にしたいと思います。