もう一週間前のことになってしましましたが、
済生会ひめばら ケアハウスにて、ミニ・ピアノコンサートさせていただきました。
たくさんの方が来てくださっていて、本当にびっくり。
まずは音楽療法士の母が少しばかり皆様と共に歌を歌い、その後演奏させて頂きました。
古いルービンシュタインのアップライトピアノ。
前日試弾させていただいたときに音が低めになっていたのですが、翌日演奏までになんと調律師さんをよんでくださっていて!!すっかり心地のよい音程、タッチにそろえてくださっていて、感激でした。
まずはシューベルトの即興曲。
Op.90の一曲目の切ないmollの響きを思い返し、まずは第二番を弾き始め…続けて第三番を演奏しました。
いままでと全く違ったファンタジーが膨らんで来て、durであるはずの二番も、後にのまれるmollの意味がようやく心でちゃんと分かった気がします。この二曲を弾いている時、弾き終えた時、シューベルトの音楽のあたたかさ、すばらしさに自身が感動してしばしぼーーっとするほどでした。シューベルト、最高。
続けてファリャのスペイン小品から二曲。
がらっと雰囲気がかわり、昨夏訪れたマヨルカ島の空気、太陽の光が懐かしくなりました。w
そしてちょっと、子犬のワルツ。
お昼過ぎの眠たい時間、皆様しっかり聴いてくださっているのが伝わってきて、音楽を紡ぎだす自身の心がふるふる喜んでいて、感謝感激でした。
その後再び母の歌とその伴奏、そして皆さん一緒にクリスマスの歌を歌いました。
こういう場で弾かせて頂く時、ありがとうとお声をかけてくださる方々に、こちらも感謝の気持ちでいっぱいです。また音楽を頑張ろうと素直に思います。
来週も少し、施設で演奏させていただくこと、そして学校で演奏させていただくことがあります。
皆さんにお会いできること、一緒に音楽を共有できることを楽しみにしています。