Deutsch ‘ドイチュ‘
ドイツ語っていうドイツ語です。
ドイツのドイツ語は
Deutschland ‘ドイチュランド‘ 。
・・・ いかついイメージの国なのに、どんだけかわいいのでしょうか w
語学学校の二週目が終わりました。
クラスはイギリス人、アメリカ人、ハンガリー人、ルーマニア人、チェチェン人、インド人、サウジアラビア人、ベネズエラ人、ポーランド人、そして日本人で構成されています。
サウジアラビアからきているおじいちゃん。
彼はもうこの4年間、
毎夏きまってウィーンへ滞在して、
決まってこのレベルクラスに申し込んで、
同じ本で勉強しているのだそうです。
今は定年退職されていて年金暮らし。
昔はサウジアラビアでアラビア語の先生をされていたそう。
キャップ帽をかぶり、きちっとベージュ色のパソコンバックをもって登校されて、辞書片手に片手を挙げてひらめくポーズには大変味があり、初日からなんだか気になっていました。
‘健康生活‘が論議のテーマだった今週は、週半ばにさくらんぼを持ってきてくれて、「一人4つだから!!」っとご馳走してくれたり、
日本食が実は大好物らしく、ウィーンでもよく日本食やさんを訪れているそうで、「さしみ! すし! ヴィルクリッヒ レッカー(本当においしい)!!」 っと、よく微笑んでくれます。w
そんなおじいちゃん。
ストレスと精神についてそれぞれに会話をしていた時に、
「自分を信じる。それだけ。そしたら人の中でストレスなんて感じない。」
名言をおっしゃられて、教室の空気が一気に しーーんっ となりました。
もう一つ、
「今の子供たちは、いろんなところにストレスを感じる環境にいる。それは変えられない事実。だけどそれぞれのストレスに立ち向かっていく耐性を身につけさせるのが、今の教育!」
・・・大変勉強になります。
一昨日の午後はクラスの先生が担当していた遠足に皆で参加しました。
ベートーヴェンの散歩道を歩いて、
ワイン畑の中のホイリゲ(自家製のブドウで白ワインやジュースを造って出す、旬のレストラン)で昼食歓談。
おじいちゃんは道中の路面電車で待ち合わせするはずが、会えず・・・
が、ホイリゲに突然現れました! しかも登山用ストックを両手に!! w
この複雑な場所をどう見つけたのか!
「聞いた!いっぱい人に聞いた!あ、若い人じゃなくてお年寄りとか職人さんとかにね。w ホイリゲというホイリゲを全部当たって、ここにたどりついたら皆の笑い声が聞こえてきて・・やったー! っと、思った!。」
翌日の授業で、語ってくれた武勇伝。
・・・
このモチベーション、本当にすばらしいなと思います。
人種だけでなく、
主婦、学生、高校生、社会人、いろんな年齢層の方がいて、毎日勉強になることばかり。
私も一日本人として、なにか名言を・・・
いえいえ、w
ただきっちり主張することを心がけて、頑張ります!