今日は遂に
ずっと念願だった《麻引き》





子供の頃
当時は
それが 麻だとか、そんなことはわからず
ただ、
土色にぬめった麻が
近所のおばあちゃんたちの手によって引かれると
黄金色に変わる
その光景が
あまりにも不思議で
あきもせずに見ていた記憶がある私は
一昨年の秋に
目の前で麻をひく大森のお母さんの姿を見たとき
ずっとずっとしまわれてた
懐かしく 鮮明な
あの当時の光景が鮮やかに蘇り
涙が止まらなかった…
そして、大森のお父さんに
失礼を百も承知で
「一度でいいから麻引きをさせていただきたい」と言ったとき
「だったら、麻の種まきから収穫まで
全部やれたらやらせてやる」と、
思いがけない返事が返ってきた!!
「えぇっ







やらせてくれるの





しかも、麻の作業まで





」願いが叶うどころか
願ったりかなったり…






それが、
今年4月から始まった
麻と、農業の作業体験と研修を兼ねた
ふれあい縁農へとつながったのだ…(〃^ー^〃)!!
そして、
あの日から 、、、
麻の種まきから参加していた
ふれあい縁農を通して
細がき、ふとがき、間引き、麻切り、などなど、、、
全ては参加できなかったけど
それでも、研修を兼ねた
この貴重な麻の作業に参加させていただいてきたのは
この日のためだった…(〃^ー^〃)!!
麻引きは、去年、徳島県での第二回麻フェスで
体験させて頂いていました
でも、、、
この、生まれ育った
かつて、帝国製麻が栄えた
鹿沼の地で唯一麻が残っている
粟野の地で
大森のお父さんとお母さんが麻引きをした
この場所で
自分が 麻引きができるなんて…
思わず、
記念にと、
その姿を写真を撮っておいてもらいました…(〃^ー^〃)!!
わたしの人生の
大切な
大切な
記念に…(〃^ー^〃)

今日引いた麻