雪が上がったあと
風が変わったのがわかった
春の空気になってきた
日差しがやわらかい
散歩にでた
近くにある
千手山公園
ホッと一息
お茶を飲む
ああ
元気になったな、、、
少しハードな階段も
心拍数が上がりながらも
登り切った
脈が速くなるのを
すごく恐れていた時期、、、
速く
強く打つ心臓が
怖くて怖くて
たまらなかった
不安感と焦りで
益々増える心拍数と振動…
息が苦しくなって
このまま…
一分間に210を打った
強い振動に
あの頃
たまらなく
怯えていた
今は
心拍数が上がっても
脈が少し速くなっても
そのときそこで
それを乗り切れる
「大丈夫だ」
言い聞かせる自分と
馴染ませてきたからだがある
この
恐怖を兼ね備えた不安に
襲われ
押し潰されそうになったとき
それでも
「大丈夫」と言い聞かせ続けて
やがて
脈が少しずつ
落ち着いていき
やがて
もとに戻った
そして
「ああ、、、
本当に
大丈夫だった、、」
そんな、
一か八かの
賭けから始まるような
そんな
治療を
少しずつ
少しずつ
信じて
体験していくうちに…
四年、、、
あれから、、、
私は
怖くなっても
怖くない
そんな
経験を
積み重ねて、、、
いま、
大事な
ことを
学んでいる
ありのままで
いいって
いうことを
たくさんのひとに
愛され
大事にされ
守られてるって
いうことを
当たり前のことは
すべて
ありがたい
って
ことを
