連休最終日。天気がよくてお出掛け日和で最高ですね
でも、今日は美容院に行くだけでのんびりしようと思います
今回読んだ作品は、お久しぶりな貫井徳郎さんの『空白の叫び』上中下
上巻ストーリーは、退屈な日常の中で飼いならしえぬ瘴気を溜め続ける久藤。恵まれた頭脳と
容姿を持ちながら、生きる現実感が乏しい葛城。複雑な家庭環境ゆえ、孤独な日々を送る神原。
世間への違和感を抱える少年たちは、どこへ向かうのか。
中巻ストーリーは、それぞれの理由で殺人を犯した三人は少年院で邂逅を果たす。しかし、
人殺しのレッテルを貼られた彼らにとって、そこは想像を絶する地獄であった・・・
苛烈ないじめを受ける久藤は、混乱の中で自らを律し続ける葛城の精神性に強い興味を持つ。
やがて、少年院を出て社会復帰を遂げた三人には、さらなる地獄が待ちうけていた。
下巻ストーリー、社会復帰後も失意の中にいた久藤は友人の水嶋の提案で銀行強盗を
計画し、神原と葛城にも協力を依頼する。三人は、神原の提案で少年院時代の
知り合いである米山と黒沢にも協力を依頼する。三人の迷える魂の彷徨の果てに
あるものとは?
14歳で殺人を犯した三人は少年院で更生して社会復帰をするのだけど、少年法やらで一年
そこそこで出所出来るのはどうなの?と思いつつ。出所してから世間の風当たりは
厳しい。お金があれば自由を手に入れられると、銀行強盗をするのだけど。
少年院の中での話はちと気持悪い箇所が何度かあり、実際ありそうなことかなー
あったら気持悪過ぎ・・・とりあえず、長かったな