外は雨だぁでも、レインブーツはいて来たから足元は大丈夫
さて、今回読んだ作品は、逢坂剛さんの『百舌の叫ぶ夜』です
逢坂さんの作品は初めてでしたが、口コミ通りおもしろかった
ストーリは、能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって
兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、
倉木尚武警部の妻が巻添えとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた
明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。
その背後に隠された恐るべき陰謀・・・
右翼やら左翼・公安など色々出て来ました。記憶喪失の男にからくりがあったり(当たり前だけど)
よく出来た作品だと思いました犯人はまったく予想外だったし、最後の場面は人も
次から次へと集まるし、殺されるしで読んでいてハラハラでした
最後は仇が討ててよかった・・・少しネタバレ