押し花アイロンフィルムとの違い

今でも押し花しおりと言えば、既存材料のパウチフィルムとかラミネートフィルムを使って・・
というのが主流の様に思われます。


パウチフィルムとかラミネートフィルムは写真や紙のカードなどに防水性も持たせるため

の材料で、ポリエステルフィルムの内側に熱で融ける薄い糊を付着させた素材です。


写真や紙など平面の素材をパウチ(ラミネート)フィルムに挟んでラミネーターに通すと、

付着した薄い糊が溶けて写真をカバーして、写真や紙に防水性を持たせることができます。


しかし、残念ながら薄い糊しか付着していないので、押し花しおりを作った場合台紙の

周りを透明のフィルムで覆うようにしないと作れません。


また、凹凸のある押し花を挟んでラミネートすると、花の周りに空気が入り立体を平面

で包み込む無理がみられます。


しかも、単体のポリエステルフィルムには殆どガスバリア性(酸素・水蒸気を透しにくい

性質)がありませんので、せっかく作った押し花しおりも、早くに退色してしまいます。


hotbond.jpg

皆さん、先端がアイロンの様に熱くなっていて、うしろからスティック状の糊を差し込んで使う
「グルーガン」とか「ホットボンド」と呼ばれている接着剤はご存じでしょうか。


この接着剤は、熱で融ける糊を後ろから押し込み、熱で融けた糊が先端から出る様な構造

になっていいて、リースの仮止めなんかに便利な接着剤です。


この接着剤は平面同志の接着では、接着力があまり期待できませんが、融けた接着剤が

紙や布などの繊維質の中に浸透して冷めて固まると、接着力が強まります。


上で説明したスティック状の糊が150ミクロンのフィルムシート状になって離けい紙

(何もくっつかない紙)に張り付いている状態を想像してみて下さい。


細かい成分は違いますが、それが押し花アイロンフィルムなのです。


film.jpg

押し花アイロンフィルムとの違い

120℃で15秒程加熱すると融ける、フィルムシート状の糊が押し花アイロンフィルムの正体なんです。

 

 

 

融けた糊が、押し花をカバーして、尚かつ紙や布などの繊維質素材の中に融けてゆき、冷めるとその

 

 

 

まま固まるので、紙や布などの素材がそのまま、しなやかな防水性のシート状に変身します。

 

しかも、紙や布などの風合いを残したつや消し状のシートになります。もちろんボールペンやサイン

ペンで文字を書くこともできますし、カッターやはさみで切ることもできます。

 

はじめて押し花アイロンフィルム使用する方への大切なアドバイスがひとつあります。

それは、必ず離けい紙(何もくっつかない紙)に挟んでから加熱する、という事です。

 

なぜなら、融けたフィルムは離けい紙と密着した側面からはみ出してきます。融けた糊状のものが

アイロンやラミネーターのロールに付着すると、アイロンやラミネーターそのものが壊れてしまうからです。

 

ラミネーターに通して製作する場合は、まず失敗がありません。唯一気をつけなければならない事は、

使用する30分前にスイッチを入れて、充分ラミネーターのロールを温めておく事です。

 

アイロンで製作する場合は、加熱するとき気をつけなければいけないことが一つあります。

アイロンは平面なのに対し、押し花を貼った台紙(紙や布)は凹凸がある立体であると言うことです。

 

離けい紙に挟んだ作品をアイロンで加熱する場合は、

上にクッションぺーパー(弾力性のあるあて布の様なもの)をのせてからアイロンをあてる事が大切です。

 

弾力性のあるあて布をかぶせて加熱すると、凹凸のある作品に柔らかい熱が均一にかかるので

巧く作れます。

 

初めての方は、離けい紙や台紙・クッションペーパーがセットされたものが便利です。押し花をお持ち

でない方や初めての方のために小分け押し花を準備していますので、大変便利です。

 

押し花しおりの作り方 は←こちらで紹介しています。
押花コースターの作り方 は←こちらで紹介しています。
押花コースター(上級編)の作り方 は←こちらで紹介しています。

 

押し花しおり材料&小分け押し花  ←こちらで販売しています
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押し花アイロンフィルムロール材料 は←こちらのページで販売しています。
い草風織物繊維質単品素材 は←こちらのページで販売しています。

 

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押し花お試しセットの内容
押し花お試しセットには上記材料の他ピンセットが含まれます。


押し花シートの使い方

■押し花お試しセットに含まれる乾燥シートは低湿度での吸湿能力が高く、

 作業中も空気中の湿気を吸湿しますのですばやく作業しましょう。


■【乾燥シート】の上に【スポンジ】【合成薄紙】の順で重ね、重ならないように花を並べます。


綺麗な押し花の作り方

押し花シートの使い方

■花を並べた上に【合成薄紙】【スポンジ】の順で重ねます。


押し花シートの使い方

■上から【乾燥シート】を重ねて、サンドイッチ状に挟みます。


押し花シートの使い方

■横から見た層は↑このようになっています。

押し花シートの使い方


■押し花プレス器を使用する場合は、チャックを閉める前にプレス器で締め込み、

後からチャックをします。重石が不要なので、お年寄りやお子様でも簡単にプレス

することができます。


押し花シートの使い方

押し花お試しセット

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押し花シートの使い方

 

押し花お試しセット

 

 

押し花プレス器

 

■押し花お試しセットには出来上がった押し花を湿気や紫外線からまもりながら整理して保存する

 用具やピンセットがセットされています。

 

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押し花乾燥シートLセットの内容

2005年春より押し花乾燥シート/Lセットには上記内容以外にウレタンスポンジ

5枚が追加されました。


【下準備が大切です】
沢山の押し花を本格的に作る場合は、下準備から始めましょう。分厚い葉などは

サンドペーパーで裏に傷をつけたり、バラの蕾やつくしの穂などはカッターで半分

に割いて1本で2枚の押し花が作れるようにします。押し花は乾いた後で表情が

作れない(壊れてしまう)ので生の段階でできるだけ表情をつけたり、できるだけ

違った表情のものを押すようにしましょう。


沢山の押し花を本格的に作る


【効率よく作るには仮押しを】
塩化カルシウム系の押し花乾燥シートはシリカゲルより低湿度での吸湿能力が

高いので、押し花の製作には適しているのですが、残念ながら

吸湿の限界(キャパシティ)があります。


つくしの穂など水分を多量に含んでいる素材を沢山作ろうとすると、すぐに乾燥

シートがべたべたになり、吸湿のの限界に達してしまいます。その場合は

新しい乾燥シートに交換したり、乾燥シートを再生して使用しないと、植物が

腐敗するので綺麗な色に仕上がりません。


そこで、大量の押し花を本格的に作る場合はできるだけ【仮押し】から始め

ましょう。新聞紙を四つ折りにして、その上に【クッションペーパー】【合成薄紙】

を重ね、その上に花が重ならない程度に並べます。