ひとつ前の記事を見たら、
冬物のコートの出番も終わりですねと書いていました。
 
 
その後、記録的に早い梅雨入りを経て、
その梅雨もすっきり明けて、
これまた記録的に暑くなりそうな夏が真っ盛りですね。
 
 
 
水分取っていますか?
塩分と糖分もお忘れなく、
熱中症にはくれぐれも気を付けてくださいね。
 
 
 
糖分と言えば。
 
 
 
この前、草津市の「ラゴム ベイクショップ」さんに、
焼き菓子を食べに行ってきました。
 
 
 
 
いろんな焼き菓子があったのですが、
あんまり食べたことのない”にんじんケーキ”を選びまして。
 
コーヒーの苦みがしっかりと感じられる
濃厚なカフェオレと一緒に頂きましたところ。
 
 
 
にんじんケーキってこんなに美味しいんですね!
 
ドライフルーツやナッツも
たくさん入っていて、
しっとりふんわり
あっという間に食べ終わっちゃいました🥕

 

 

好きなケーキと言えば、

1位は即答でチーズケーキな私ですが。

 

 

にんじんケーキも

好きなケーキランキングにランクインしてきそうなくらい

イメージが変わりました!

 

 

…早くもまた食べたいなぁ。

 

 

 

 

概念が良い意味に変わる経験って良いですよね。

 

 

 

そんな経験を、

美術館でもして来ましたのでご報告します!

 

 

 

 

またまた内覧会にお邪魔してきました

MIHO MUSEUMさんで開催中の

 

 

「蒔絵の時代 -高台寺蒔絵と名工の誕生-」

 

 

蒔絵というと、

漆器の表面に施された金の装飾

 

このポスターにも載っている綺麗な徳利のような

こういうイメージだったのですが。

 

 

その概念、ぶち壊され…いえ、覆されました、良い意味で。

 

 

凄い作品が、

贅沢にたっくさん展示されていましたので、

行かれる際には、時間にゆとりを持っておでかけください。

 

 

 

 

たくさん展示されていた中からいくつかご紹介すると…

 

 

■菊桐紋蒔絵風呂桶

 

蒔絵で風呂桶?どういうこと?

と思って美術館の方のお話を伺うと…

 

所蔵は犬山城白帝文庫

なんとあの「小牧長久手の戦い」の際に

豊臣秀吉が持って行ったものなのだとか!

 

三英傑のうちの二人、

徳川家康と豊臣秀吉の唯一の直接対決の際に

使っていた風呂桶なの…!?

 

展示室に入って間もないところに展示されていた

風呂桶を眺めながら

歴史に思いを馳せて心を躍らせていました。

 

馳せましょう、思い!

躍らせましょう、心!

 

…すみません、思いと心が暴走しました。

 

 

 

 

■綾杉地獅子牡丹蒔絵婚礼調度のうち角赤手箱

 

幸阿弥長重作の江戸時代(17世紀)のもので

重要文化財に指定されていました。

 

こんなに美しい婚礼道具を持ってのお嫁入

すてきだなぁとうっとり…

 

そしてこの角赤手箱の模様がイナズマ模様でした!

滋賀県民としては、

反応してしまいませんか、イナズマ(*^^*)

 

学芸員さんによると、

能の「石橋」に合わせた装飾になっているそうです。

 

能楽の「石橋(しゃっきょう)」と聞いて、

大津祭りの「石橋山」

 

曳山のからくりを思い出したりしながら

眺めておりました。

 

 

 

 

■紫宸殿蒔絵硯箱

 

江戸時代(17世紀)個人蔵

重要文化財

 

硯箱の表だけでなく裏にも

高蒔絵などの技法が駆使された

ため息が出そうに美しい装飾が施されていました。

 

しかもこの硯箱、

重文に指定されたあとに行方不明になったらしく

(そんなことあるんですね( ゚Д゚))

 

2015年に発見されて

その後、初公開だということなのです。

 

何だか勝手に、大変でしたねぇ…と、

労うような気持ちも込めてしみじみと見つめてしまいました。

 

 

 

その他にも、

徳川家や前田家の財力の底知れなさ

格の違いを感じるような展示品の数々もズラリと…!

 

(浅学な私の蒔絵の概念が

音を立てて崩れ再構築されたのは、

こういった調度品たちによってです。)

 

 

あ。

 

針描という技法によって、

金粉の上に描かれた細い細い線などを見つめては、

 

「これ失敗したりしないのかな…

手元がちょっと滑ったりしたら…

私には絶対無理や、

あかん…プレッシャーで胃がやられそう…」

 

と無意味に胃痛を感じたりしていた私のことは、

どうぞ鼻で笑ってやってださい(´・ω・`)

 

 

 

本当に素敵な展示品たち、

開催は8月22日までです。

 

入館は事前予約制になっていうとのことなので、

お出かけの際はお気をつけ下さいね。

 

 

 

 

それでは、暑い夏を無事に乗り切って、

(多分)涼しくなった頃にまたお会いしましょう(^^)/

 

 

 
一気に春めいてきましたね。
 
冬用のコートもそろそろ出番が終わりかな?
なんて思いつつ、
去年買った春物のコートを引っ張り出してきて。
 
 
ほころび始めた近所の桜の木を見上げようとするも…
 
 
花粉か黄砂か、
目がショボショボしてちょっと悲しい気持ちになっている森田です。
 
 
 
 
早く桜の花が見たいような、
咲く前の「まだかな、まだかな」感を味わっていたいような。
 
 
 
 
そんな私が、今年初めて満開の桜を目にしたのは、
とっても迫力のある絵でした。
 
 
須田剋太さんの描いた桜は、
ぐねりとした幹から
地面に届きそうな勢いで咲き誇っている
ものすごくパワー溢れる姿。
 
 
 
 
 
春季特別展
「MIHO MUSEUMの現代美術」
 
こちらの会場で見て来ました。
 
 
 
 
 
内覧会にお邪魔して、
一足だけ早く見せて頂いたのに
 
もう既に公開されて一週間…。
 
遅筆が過ぎて申し訳ありません(´・ω・`)
 
 
 

 

 

MIHOさんでは初めての現代美術展とのことでした。

 

 

 

 

私は普段、

歴史博物館さんや寺宝展などにはちょこちょこ行きますが、

現代美術作品はあまり見たことがないもので

 

 

どんな展示なんだろうと、わくわく行って参りました!

 

 

 

文章のみでのご紹介になりますが、

よければお付き合いください(*^^*)

 

 

 

展示室に入って、その存在感と美しさに引き寄せられたのは、

 

狩野芳崖さんの「悲母観音像」を

綴織で精密に再現された”MIHO 悲母観音像”

 

 

 

近くで見ないと、織物で表現されていると分からないほど、

精密で繊細で、、

 

観音像の優しくて包容力のある表情や、

中央に描かれた童子の可愛らしい表情

 

山岳や雲の描かれ方もとっても美しかったです!

 

 

また使われている糸に、

キラキラとした輝きのあるものもあって

うっとりしちゃいました…。

 

 

 

 

 

そしてブログの冒頭でもご紹介した”須田剋太さん”

 

司馬遼太郎さんの「街道をゆく」の挿絵も担当された方です。

 

 

字も絵も、ものすごくパワフルで!

 

 

ちょっとエネルギー不足気味だった私は、

パワーチャージして頂けた気持ちになりました(*^^*)

 

 

 

桜の絵もですが、

 

向日葵の絵も光り輝く太陽みたいにエネルギッシュで

椅子の上に置かれた花瓶に何本かある向日葵のうち、

 

ぐいんと茎を曲げて

こちらに花を向けてくれている向日葵が

こちらの様子を見てくれているような気さえしました。

 

 

 

 

 

ちなみに、お家に帰ったあと、図録を叔母と見ていると、

桜の絵のページで叔母がふと。

 

 

「桜の花ってこういう、どーんとおおらかな木でしょ。

 

梅の木は寒いときに咲くから、もっと厳しい感じだけど。

 

桜はずーんとしているよね」

 

って話してくれて、

その表現がすごく印象的でした。

 

 

 

 

ちょっと脱線してごめんなさい。

 

 

 

パワー溢れる絵を見た後は、

杉本健吉さんの絵でやさしく癒されました。

 

 

”散花「春」「蓮」「鹿」”の三枚の絵がかわいくて…!

 

 

なんとも言えない筆遣いのイラストタッチで描かれた

素朴な雰囲気のかわいい観音さま

 

 

蓮の上に座って

両手を合わせて、にこっとされている姿に

こちらまでにっこりした顔になっちゃいます(*^^*)

 

 

 

杉本さんの”扇面散屏風”は、

洋画のエッセンスの入った八曲の屏風。

 

金屏風の左右にそれぞれ26点と27点の

杉本さんが描いた扇面型の作品が散りばめられていました。

 

絵はこちらもイラストといった親しみやすい雰囲気で、

屏風の絵でよくわたしが感じる”迫力溢れる”感じとは違い、

とても可愛らしくて

親しみやすい雰囲気の屏風だなぁと勝手に思って見ていました。

 

 

それに、

曲げずに真っすぐに展示されている屏風を初めて見ましたよ!

 

一味違うとっても大きな八曲屏風を前に、

右に左に移動しながらじっくり堪能していました。

 

 

 

 

つづく芹沢銈介さんの展示では、

溢れるセンスの良さにうっとりしました。

 

「芹沢の手にかかると不思議とどんなものも美しい模様に生まれ変わる」

 

と評されたという芹沢さん。

 

 

こんなすてきな誉め言葉ありますか!

誉め言葉にもセンスが溢れている…!

 

 

その言葉が表す通りに

展示されているもの全て、ものすごくオシャレでした!

 

 

「あやかりたい あやかってみたい このセンス…!」

 

と心の中で無意味に五七五を読んでしまうほど。

 

同じものを見ていても、こんな風にデザインできないですよね。

色使いもとっても素敵でした。

 

 

 

 

 

また、お茶室を模した展示の中にあった

河井寛次郎さんの「三色碗」

 

このお碗が本当に素敵で…!

 

 

おうちでこのお碗の図録のページを見ていたら、

叔母も

「このお碗すてき!好き!!

久しぶりにお茶を立てたくなるわ!」と。

 

 

さらに母も図録を見に来て、

「これ好きやわ、いちばん好きやわ」

と。

 

 

我が家の母の1位にランクインしました。

 

女子のハートを掴みがちな可愛さです。

 

 

 

 

その他にも素敵な展示がたくさんあったので、

気になる方はぜひお出かけくださいね(*^^*)

 

 

 

ただ、コロナ対策のために

完全予約制になっているとのことなのでご注意ください。

 

 

 

 

長い文章になってしまったのに、

お付き合い下さってありがとうございました°˖✧

 

 

 

 

あったかくなってきたので、

気になっているたくさんの美術館・博物館の展示に

繰り出したくなる今日このごろ…

 

 

早くコロナが落ち着いてくれますように。

 

 

 

 

ではまた(*^^*)

 

いやもうびっくりしますよね。
 
前回ブログの更新をしたときに
「こんなに早く更新されるなんて」という旨のコメントをいただいて、
 
「やれば出来るんです私!」と思っていたら、
季節も変わって年も変わって…
何ならもうちょっとで年度も変わるところでしたよ。
 
ふう、危ない危ない。(?)
 
 
今までの日常とは違う日々が続いて、
今までと違うことが日常になりつつありますが、
ご無事にお過ごしですか?
 
 
 
先日、すこし前になりますが。
関西の緊急事態宣言も解除されたあと、
今年に入ってはじめて
お仕事ではない、おでかけをしてきました(^^)
 
 
行って来たのは長浜です。
 
電車でぴゅーんと長浜駅に移動し降り立ち…
目的地に直行しようと思ったのです、が。
 
腹が…減った……!
(好きなんです、孤独のグルメ)
 
ラジオ局でお世話になっている
”おのちほさん”おススメのカフェに直行しました!
 
長浜にある”HaHa”さん
 
お店に着いたのはお店のオープン時間くらい
…だったと思うのですが、
 
席に座って一息ついた頃には満席
…だったと思うのです。
 
頼りない記憶力でお送りしてごめんなさい、
人気なお店だなぁと感じたことをお伝えしたくて…!
 
行かれる際は、電話で予約された方が安心かなぁと。
 
 
入り口では手指の消毒、
お席の間隔も取られていて、
対策もしっかりとして下さっていました(^^)
 
 
ワンプレートのランチって、
”宝石箱やー!”感がすごくないですか?
 
テーブルに配膳してくださった時に思わず
「わーい!」って声が出てしまうのは私だけでしょうか?
 
どれもこれも美味しかったのですが、
車麩のフライがとっても美味しくて☆彡
 
車麩はすき焼きにはよく入れますが、
フライってはじめて食べました!
しかもサックサクで!
 
また食べたいなぁ…(*^^*)

 

 
 
ドリンクも追加で注文しまして。
 
梅と豆乳の…名前は忘れてしまったのですが、
あまずっぱい系のヨーグルトドリンクのような味で
思い切り好みの味でした!
 
大き目のコップだったと思うのですが、
あっという間にいなくなっちゃうくらいに
好みの味でした!!
 
 
お腹も満たされたところで。
 
 
いざ!
この日の目的地!
 
 
長 浜 城 (*^^*)!
 

 

 

 

開催中の企画展

「姉川合戦450年記念

信長苦戦す!元亀争乱と湖北」

 

これを見たくて行って来ました°˖✧

 

(なおこの企画展は終了しています、

書くのがいつも遅くてごめんなさい…)

 

 

450年前にこの湖北であった戦い”姉川合戦”

 

あまりにも有名な戦いですが、

展示を見ていると知らなかったこともたくさん知れて

とっても興味深かったです。

 

 

書状のやり取りを

現代のラインで表現している展示は分かりやすくて

とっても面白くって!

これ図録に追加して欲しい…!!

 

 

また福井の笏谷石製品を

小谷城で使っていたことや、

 

朝倉家と浅井家が

おなじ鰐口をおなじ寺院に寄進していたという展示などを見て、

 

浅井家と朝倉家ってほんまに仲良しやったんやなぁ…

とほっこりしたあとに、

 

でもだからこそ、

浅井は織田と戦う道に進んでしまったのか…

と悲しい気持ちになったりと。

 

ひとり勝手に情緒不安定になっておりました(´・ω・`)

 

 

そして最後は琵琶湖を眺めて心を落ち着けるために展望台へ。

 

 

心静かに琵琶湖を眺め……

 

秀吉や山内一豊もこの景色を見たのかしら、、

城の主になって見るこの景色ってどんな気持ちなのかな、、

 

 

まったく心静かではありませんでした('ω')ノ笑

 

 

 

ちなみに長浜駅のすぐ近くに、

地場産品が販売されているお店があったのですが。

 

 

そこでお店の方にもおすすめして頂いて買ったのがこちらの

 

梅花亭さんの”食べるラー油”

 

 

ごはんに乗せても
水餃子(冷凍食品)に乗せて食べても美味しくて
 
つぎは何に乗せて食べようかなぁと
わくわくしております(^^)
 
 
 
こんな世の中ですが、
だからこそ、
日々の些細なことにも楽しさを感じつつ
 
でも我慢はしすぎずに
 
過ごしていきたいものですね。
 
 
 
 
ではまた…(*^^*)