めっきり朝晩涼しくなってきましたね。

庭から聞こえてくる虫の声も
秋の音色になっていて、

食欲の秋!美味しいもの!!
胃袋が欲していま………


いえ、芸術の秋を堪能出来る気候になってきましたね(。・ω・。)
(急激すぎる軌道修正)


もう2週間ほど前になりますが、
再開されたMIHO MUSEUMさんにお邪魔してきました。


新型コロナウイルスの対策のために、
入館は完全予約制となっていて
レストランはお休みされていましたので

これから行こうかなぁと予定されている方は
お気をつけくださいね。



その対策の為に
お客さんの数も限られているためか、
博物館の展示棟に向かって歩く
こちらのトンネルの中も

とてもひっそりとしていて、
何だかとっても神秘的でした。





いま開催されている展示は、
「MIHO MUSEUMコレクションの形成
ー日本絵画を中心にー」



MIHOさんのコレクションから、
桃山〜江戸時代の絵画を中心に
その周辺の工芸や、
中国の絵画なども加えて展示されていました。

初公開のものもたくさんあるそうで、

先に見に行かれた知人の学芸員さんも
「あれはすごい見応えがあったよ!」
と仰っていて、
うきうきいそいそと入館(*^_^*)






ここからは森田の独断と偏見で
展示を見た感想を書いて行きます…


わたしの拙い文章から、
ぜひ展示品を想像してお楽しみください!

脳トレ!脳フル回転でお願いします!



■まず展示室に入って最初にあった、
とっても可愛らしい茶器・茶道具

江戸時代のものや中国のものなど
色んな時代の道具が集められているのですが
どこか統一感のある
可愛らしい道具たちでした。

「乾山」印のものもあって、
乾山焼きに興味がある私は入口から早速
展示ケースの前で完全ストップ。

うっとり眺めていると博物館の方から
「展示品の多くは、
創立者が家で普通に使ってたそうです」
って教えて下さって。

「え!これ普段使いしてたの!?」

抜かれました。
度肝を抜かれました。

感性を磨く為に沢山の本物を見なさい

ってよく言われましたけど、
それらを日常使いしているとか…
感性のレベルが恐ろしいことになっていそう…



気を確かに持ちながら進んでいくと、
平安から江戸期の工芸品や絵などがずらり!



そんな中、
静かに、でも存在感を持って佇んでおられた…


■十一面観音菩薩立像さま

平安時代の木造の仏像さま

ちょっとふくよかなお姿
指先まで柔らかな雰囲気で、
横から見たときのお腹のふっくらラインに
ほっこりと癒されました…

天衣のドレープも過美でなく綺麗で
しゃがんで下から見させて頂くと
うっすら開いた目と目が合いました!

仏像さまと目が合うと嬉しいのは…
私だけでしょうか…(´・ω・`)


■猿猴図

両手をびよーんと広げたお猿さんが
軽やかに木の枝にぶら下がっている絵

中国の南宋〜元時代のものだそうです

解説文を読むと、
もと室町将軍のコレクションで
毛利家に伝えられたという書付が入っていたとか


足利将軍と毛利家と言えば、
「鞆で興り鞆で滅ぶ」
って言われているくらいに縁が深いと
以前に本で読んだことがあるので。


こんなところでも、
そんな繋がりを感じられるんだなぁと
可愛らしいお猿さんの絵を見ながら
一人ほのぼのしておりました(*´꒳`*)



■眠り布袋図

なんとも気持ち良さそうに眠っている
愛らしい布袋さんの絵

描かれたのは宮本武蔵さん!

宮本武蔵さんの絵と言えば、
枯木鳴鵙図や
東寺さんの塔頭にある絵を
見に行ったことがあるのですが。

どちらも力強い印象だったので、
こんなに可愛らしい絵も描かれてたのかぁと
絵の前で思わず表情が緩んでしまい…
マスクしていて良かったです。笑



■その他にも、、

今にも鳴き声が聞こえてきそうな
円山応挙さんの仔犬図
(愛犬家としては胸きゅんの可愛らしさ…!)


なんとも美しい菊の花に惹きこまれる
狩野永納さんの屏風など狩野派の作品たち


曜変天目をはじめとした
見惚れてしまう茶道具の数々…


伊藤若冲さんの白梅錦鶏図は
その色使いの鮮やかさ美しさに、
そして細密に描かれた華やかな鳥に
しばらく息するのを忘れました。

マスクで息苦しいのかと思いきや、
息するの忘れてた自分のせいでした。笑





いつものように気付けば閉館時間。。

たっぷりと堪能させて頂いて
とっても幸せな時間でした(。・ω・。)




この秋季特別展は、
12月13日まで開催されているという事です♪



**



最後に
美味しいものの写真を載せてみますね。


今回も長くなってごめんなさい。


今年に入って、
コロナウイルスの影響での自粛以来
ロケのご飯以外で外食したのは初めてでした。


芸術を楽しむと同時に
ちゃっかりと食欲も満たそうと…


ずっと行ってみたかった
信楽の「銀俵」さんに行って来ました!




こちらもコロナ対策をしっかりされていて
お席も通常の半分ほどの稼働になっていたので
おでかけの際には、
予約をお勧めします☆





油がたっぷり乗った塩サバが美味しくて
おかわり自由のご飯が
止まりませんでした!!





他にも唐揚げなどもあって、
とっても美味しそうでした!!

また行きたいです…♪





ちなみに、
別に卵かけご飯用の卵を注文して、





とろろ卵かけご飯を最後に堪能…

お腹いっぱいでも
スルスル入る美味しさでしたよ(*´꒳`*)




私が行った時は、
まだまだ暑い日でしたが。

これからのシーズンは
芸術も食欲もモリモリ楽しめますよね!


コロナウイルスには十分に注意しつつ、
いろんな秋を堪能したいと思います。



みなさんもくれぐれも、
体調などには注意してお過ごし下さいね。

いつもコメントなど頂いてとっても嬉しいです!


ではまた次回のブログにて(。・ω・。)




暑い日が続きますが、皆さんご無事ですか。

私がこの早さで次の記事を書いたので、
突然に涼しくなったりしないかしら(´・ω・`)


…なんて思っていたら、
猛烈な強さの台風10号の猛威が心配です。

どうかご無事でお過ごし下さいね。



****



さて、先日。

ものすごーく久しぶりに京都へ行きました。



駅からバスに乗るか迷いましたが…
密を避けてみようと徒歩を選んでみました。


30分ほどテクテク歩き、
大量の汗を流しながら思ったのは…


これは違う意味で危険だ、
マスクの中が汗で大洪水だ!!



そう、周りに人がいないところでは
マスクを外して熱中症対策!って、
自分でニュースなどでお伝えしておきながら…

こんな私をどうか反面教師にして下さい。笑




そんなこんなでたどり着いたのは
京都国立博物館さん✧︎*。




入館する時には、
ひとりずつ体温測定もして下さって、

感染症対策もしっかりとされていました。




こちらでどうしても拝見したかったのが…




こちらの展示です(^-^)



西国三十三所の至宝が大集合って
贅沢すぎる展示ではありませんか!



三十三所のお寺の縁起絵巻や、

また滋賀県の聖衆来迎寺さんの
たくさんの地獄絵図も興味深くて

ゆっくりと堪能しつつ展示室を進んで行くと…


仏さまたちが鎮座されているお部屋に!




その存在感と、
スター大集合のオーラに思わず
「おぉぉぉ…」と言葉にならない声を出す程
圧倒されました。



この展示室にずっといたいなぁ、、
なんて思いながら過ごしていたら

時間の概念を忘れている私の耳に


「…閉館時間30分前です…」



というお告げ、いや、館内アナウンス!!





う そ や ん ! !

と思って自分の腕時計で確かめると、
本当に閉館30分前。
(疑うところを間違えている)




本気でペコパさんの
「時を戻そう」
を発動して欲しいくらいに慌てました。



だってまだ見ていない
展示室がこの先にもあるのですから…!


そこからは、
腕時計をこまめに見て時間を確認しつつ
なんとか閉館時間までに
全て見させて頂きました…!


これから行かれる方は、
時間配分にくれぐれもお気をつけ下さい…


そう、森田を反面教師にして……
(あれ、このフレーズ今日2回目?)




そして駅に戻り気づいたのです。

あ、喉が乾いている…。


みなさんはこまめに水分補給して下さいね、
そう、森田を半面…(以下省略)




そしてなんだか気になったこちらを
飲むことにしてみました。





抹茶のラテのなかに、
小さなわらびもちが入っていて、
ストローで吸って飲むのですって!



わたくし、
タピオカのドリンクも一度も飲んだ事がないのに

タピオカの次に来ると言われているらしい
わらびもちドリンクを飲んでみました。



よって、
タピオカと比較することは出来ませんが、
わらびもち大好きなので
とても美味しかったです(。・ω・。)




ただ、
タピオカを飲んだことない私は、
この存在感あるストローも初使用だったもので

ストローの吸引の強さの調整が分からず

…ズコッ!…ズズズ…ズコッ!

あたふたしていました。。




そうそう。

博物館では、閉館時間ギリギリまで
展示を堪能させて頂いたので、

物販で何も買えなかったことが心残り…!




かわりに、ではないですが、
帰りに駅の本屋さんでこちらを購入しました。



先日、取材でお邪魔させてもらった、
滋賀県東近江市の近江商人博物館さんにて。




東近江市の刀匠の方が打たれた刀が
「高松宮記念賞」を取られたということで
その刀を展示されていたのですけれども。


そこで見せて頂いた刀がすごく綺麗で、
興味を持ったので
すこし勉強してみたいなと(*´꒳`*)




ちなみにこちらが、
その賞を受賞された刀を見せて貰った際に
撮ったお写真です。






もちろん、撮影はOKでした。



見た瞬間にハッと息が止まるような、
そんな美しさを感じる刀でした。




あ。
ついついブログを打ち始めると
こうやって長くなってしまって。。


今回も長々とお付き合い
ありがとうございました(。・ω・。)✧︎*。





かなり前のことになりますが。


『西武大津店』が、閉店するらしいよ。

と初めて聞いた時。


そんな話は冗談だと思っていました。



まさか自分が
びわ湖放送さんのニュース担当の日に、
2020年の8月31日に
閉店することに決まったと
お伝えすることになるとは…。



お伝えしながらも、
「閉店を撤回しました」ってならへんかな…
なんて考えていました。


けれどもその時は、
「でもまだまだ先やし、
それまでにたくさん行こう!」と。


けれども実際、
そう思った日から何度行けたのかな…。



この日に行こうかな?と思っていた日も
お仕事や、お天気を理由に行かなかったり、

コロナウイルスの感染拡大に伴って
家から外に出る機会自体が減ったり、、


と、閉店を目前に控えて思ったのです。





*****



とっても寂しくて、
思わず気持ちを吐露するように
書き始めてしまいましたが…


よければお付き合いください(´・ω・`)


*****




滋賀県の大津市にある西武百貨店。


私が生まれる前からあったので、
あって当たり前の存在でした。



私が小さな子供だった頃には、
家族でのお出かけ先の1つでした。



いつからか見かけなくなったのですが。

1階のエレベーターの近くにあった、
赤いベロア地のような手触りの
椅子型になっている、
子供が座って押してもらうカート?
のようなものがあった記憶があります。



それに座るのが大好きで、
幼稚園の頃かな?
それを自分で設置場所から取ってきて、
ちょこんと座って
「押してー押してー」とねだっていました。

なんて自己主張の激しい子供。笑






小学生の時には、
学校からの写生大会で西武を描きに行って。

建物を描いたあと、
可愛くしようと建物を飾るように
風船をいくつか描いてみたら
他のクラスの子に、

「ねぇ、
実際に無いものは書いちゃいけないんだよ」

と世の中の厳しさを教えてもらったり。

(これ「西武とわたし」と違いますね。
「同級生とわたし」ですね。笑)




***


ちなみに、
何で動物園や水族館じゃないの?
と思ったそこのあなた。
滋賀には、そのどちらも無いのです。

なお琵琶湖博物館には、
淡水生物がたくさんいますよ。
バイカルアザラシもいます!
良いところです。

ぜひお出かけください(。・ω・。)

では、
西武のお話に戻ります。



***





そうそう!
そんな小学生時代だったかな?

西武百貨店にディズニーストアが出来た!
と、クラスの中で大きな話題になったことも。


その日は確か、夕方のニュースでも、
「西武大津店にディズニーストアが!」
って生中継されたくらいで。


リポーターの人がインタビューしたのが、
クラスの可愛い女の子でした。

知り合いがテレビに出ている!
すごい!有名人や!!
と、おやつを食べる手も完全に止まって
テレビ画面に観入っていた森田。



次の日、彼女は、
いつもにも増してクラスの注目の的で
みんなから質問攻めでした。

あの日、
『♪ぼくらのクラスのリーダーは
♪ミッキーマウス♪ミッキーマウス…』
ではなく、
完全に彼女でした。笑








人生初めてのアルバイトも西武で

友達といっしょに卒業旅行に行くために
お金を貯めるために一生懸命働いたり。

お金をもらうことの大変さ、
社会の厳しさを教えて貰いました。

(そうそう、厳しさはココです。)





ここまで書いた以外にも、


子供の頃には
誕生日のケーキを買って貰ったり
この絵本が欲しいと母に甘えたり
家族でご飯を食べに行った日の特別感


大人になってからは
家族の誕生日ケーキを買ったり
プレゼントを選びに行ったり
母と2人で女子会だねぇとご飯を食べたり…


たのしい思い出がたくさんあります。




「おかいもの♪おかいもの♪
西武・冬市♪開催中!」

のCMに出てくる白いクマ…
好きだったなぁ(。・ω・。)



入り口にいた巨大な白いクマを、
連れて帰りたい衝動に駆られていたのは
きっと私だけではないはず( ¯•ω•¯ )笑




閉店が間際に迫ってからは
駐車場に入るために車が行列になっていたらしく

「昔の西武みたいやなぁ…」
って親が呟いていました。





8月31日。


子供の頃には
「夏休みが終わってしまう…」と
なんとも言えない寂しさを感じた日。


今年の8月31日は、
あの頃とは違う寂しさに満たされた
1日になりそうな気がします。






全編こんなしょぼーんなテンションで
お送りしてしまってごめんなさい(´・ω・`)