なかなか言い出せなかったが、亀を飼っている。
買ってきた時は親指程だったが、すくすくと育ち今となってはハンバーグ位ある。ジッと見ているとヨダレこそ垂れないが、向こうは僕の事をエサ投げ込みマッシーンと認識しているようだ。普段は一点病のくせに僕を見付けるとシャバダバー!と向かってくる。ヨダレを撒き散らし、白目をむき、アバーアバババと叫びながらな感じで。
僕はたまに目を背けるが、彼の自分に忠実なスタンスは眩しくすらある。
そんな彼がタマゴを産んだ。

彼は彼女だった。
僕等は伏し目がちで、少しぎこちない空気になったけど、決してマイナスではない。
てへへへ。