辺野古で期間も費用も未定なまま杭打ち工事が強行されました。政府は血税を使い放題とかんがえているようです。
7割が反対票を投じた沖縄県民の声に政府はなぜ耳を傾けようとしないのでしょうか?以下がそのこたえです。
政府に沖縄と対話する意思はありません。政府は日本が「普通の国」であると胸を張って言えるように日米同盟という恥ずべき事実を隠蔽したいのです。
それゆえいわば国が“実効支配”している沖縄が基地を受け入れているつもりにしてその幻想を満足させようとしているのです。
首都からは目に入らない遠方の一地域に日米同盟という恥部を追いやりたいとおもっているのです。
さらに沖縄は本州とは民族的にルーツを異にしています。大和民族の恥を“異民族”に体よく押し付けてしまいたいとおもっているのです。
本州人の心の底にはこうしたレイシズムが潜在的に宿っています。
たとえばこのわたしにも沖縄出身のスターにたいするいっしゅの差別意識があります。
「このひと、いいな」と感じても、沖縄出身と知ると、「どうりでな」とヘンな納得をしてしまうのですね。
もちろんこの感情はコンプレックスの裏返しです。
多くの本州人は沖縄出身のスターへのあこがれによってこの差別意識を隠蔽しています。
玉城デニー知事がアメリカ人の父を持つことは政府にとってはおあつらえむきの事実です。
また、こんかい南アジア系のローラさんが声をあげたことはかならずしもぐうぜんではないし、すくなくとも、それにたいするバッシングが起こったことはまったくの必然でした。
ほんらいであれば国は竹田会長の疑惑を認めて即刻オリンピックを中止し、会場用の敷地に防衛施設を建造でもすべきなのです。
首都に基地を移せという声はありますが、実現可能な案を提示してくれている人はほとんどいません。いまこそみんなで具体案を検討していくべきです。
アメリカの防衛戦略のシフトチェンジなどなどの理由によりいまや基地が沖縄にある必然性がないことは誰の目にも明らかです。
基地の首都移転を妨げるものは日米同盟を“あってなきもの”にしたいという政府のコンプレックスであり、われわれ本州人の深層心理に共有されたそうした願望です。
とはいえ、すぐには実現不可能でしょうから、せめて各国にこの灰色の五輪へのボイコットを呼びかけるのがいいでしょう。
ところで、基地問題が原発問題と同じ構図をもつことも、すでに誰の目にも明らかになっていることです。基地問題を放置してきたことが原発問題を引き起こしたのです。二つの問題を別々に考えてはなりません。
基地も原発も大事で安全なものなのであれば、ともども首都に移してはどうでしょう。もしくはぎゃくに基地や原発がある土地への首都移転を(なるべきその実現可能で具体的な方途といっしょに)かんがえてみてはどうでしょう。