ヘイトスピーチを法律で禁じようとする動きが世界的にあります。

 

 いまの社会では、人の口を塞ごうとすることに邪悪な快楽を覚えることが善であるかのように錯覚されているのです。

 

 ところで、“バカは相手にするな”的な自己啓発書(?)をさいきんおおくみかけるきがします。

 

 しばらくまえに、ひろゆき氏も類書を出されたと記憶します。

 

 この手の本を一冊も読んだことはないので推察にすぎませんが、これはヘイトスピーチにたいするヘイトの高まりと連動しているのではないでしょうか。

 

 ヘイトスピーチはバカの所業とみなして無視するのがただしい態度です。

 

 バカをいちいち相手にするのは国民的な時間とエネルギーの無駄です。ストレスによって国民を疲弊させ、国民的なイノヴェーションをうみだす活力をそいでしまいます。

 

 バカの挑発に乗ることはじぶんをバカのレベルに引き下げることです。みずから理性をなげうつことです。それゆえ、理性的にバカの相手をすることは不可能です(あらゆる争いはここに原因をもちます)。

 

 それゆえ、バカは相手にしないことが正しいことが論理的に証明できます。

 

 周囲のバカどもに頭にきても、noblesse oblige の精神で心頭滅却し、その存在を無視するのが絶対的に正しいのです。

 

 そのためには全国民に自尊心をもたせる政策がひつようです。

 

 ベイシックインカムがその手立てになるはずです。

 

 現在の社会を支えているのは、不当に安い報酬で使い叩かれている非正規労働者たちです。そんなかれらが自尊心をもっていきていくことは困難です。

 

 自尊心をもてないことが往往にして引きこもりや虐待の原因にもなります。

 

 ベイシック・インカムの導入によって、引きこもりの方々や虐待をおこなっている親たちに自尊心をとりもどさせることが可能になります。

 

 それゆえベイシック・インカムは国民の生命の安全をも守るのです(世間は「引きこもり=殺人者予備軍」という非常識な図式をほんきで信じているようですから)。

 

 そもそもヘイトスピーチやもろもろのハラスメントはコンプレックスやルサンチマンの所産ですから、国民の自尊心を高めることによって、ヘイトスピーチも自然になくなるでしょう。

 

 お役所の手をほぼスルーしてわれわれのお金が還元されるだけでも御の字ですよね。お役所にわれわれのお金を委ねることがいまの日本の国民的なストレスの原因になっているという事実はいまさらくりかえすまでもありません。

 

 どんな政策にもデメリットはあります。すでに多くのメリットが証明されているこの政策の実施に二の足をふむ理由はありません。