遥か後世に、インド神界による「仏教計画とその支援」の為に~
シヴァ神様がマハー・カーラを原型としてアチャラ・ナータ(不動明王)という特殊な形態を産み出された。
(御分魂のような存在ではあるが・・・ 両者は微妙に異なる。 ・・・ )
『明王曼荼羅』
の中心と配置を思い出してみればよい。
周りはパールヴァッティ様とドゥルガー女神様、カーリー女神様、ヴァイシュラヴァナ(毘沙門天)様で、シヴァ神様の御関係~
中心=アチャラ・ナータ(不動明王)とは、
シヴァ神様とパールヴァッティ様の御分魂の融合形態。 (合体ロボのようなもの)
〔シヴァ神様とパールヴァッティ様の融合〕
※インドでは、このような形態は珍しくなさそう。
(不動明王様の原型)
アチャラ・ナータ(不動明王)は“大日如来の化身”と称されるが、その仏教(密教)の説明はある意味正しい。
何故なら、東大寺の大仏の箇所でも取り上げたが、“大日如来”とは、造化三柱の内、高御産巣日神様と神産巣日神様の融合されたものだから。 +
=
(それでも東大寺の大仏は記念すべき象徴として置かれた。中身は空~ ○ )
高御産巣日神様と神産巣日神様の御分魂として、シヴァ神様とサティー様がいた。
神産巣日神様の他の御分魂としては、インド神界にも、東西にも複数柱いらっしゃるよう・・・
シヴァ神様が大事なパートナーを完全に失った事から、融合形態を産み出された。
パールヴァッティ女神様は神産巣日神様の御分魂ではないが・・・
(異名 : ウマー様&ゴウリ様、ドゥルガー様 etc. )
それに相応しい中心的な神様の御分魂であり、シヴァ神様と共に不動明王を産み出されている。
(神々は絶対に忘れない、邪敵を絶滅させるまで~ 地上も含めて―― という意を込めて。 )
因みに、「不動明王様」は“不動明王様”
ヾ(▼ヘ▼;)
で宜しいそう――
その中にはシヴァ神様とパールヴァッティ女神様の想いがシッカリと受け継がれているそうなので。
(→その8に続く)