(南米大陸を中心とした周辺のプレートとの関係)
南米大陸は完全に「南アメリカ・プレート」 に乗っている。
・・・・・・が、複雑な状況。 (@_@)
この「南アメリカ・プレート」には下記-6つのプレートが接している。 ヽ((◎д◎ ))ゝ
※南アメリカ・プレートに対する動きも以下の通り。 (^▽^;)
(“崖の上”とは、南アメリカ・プレートが、そこの他のプレートの下に沈み込んでいるという意。)
北アメリカ・プレート(沈み込み)
カリブ・プレート(沈み込み
+一部衝突・横ズレ型
+崖の上■ )
ナスカ・プレート(沈み込み)
南極プレート(沈み込み)
スコシア・プレート(一部衝突・横ズレ型
+崖の上■ )
※南米南端の東方~フォークランド諸島、サンドウィッチ諸島がある海域。
アフリカ・プレート(衝突・横ズレ型)
全体的には、南アメリカ・プレートが高い位置にあるか、同じ高さでぶつかり合って横ズレ・反発している状態。
※沈み込んだ処に「海溝」が生じている。
一部においては、逆に南アメリカ・プレートが、他のプレートに沈み込んでいる状態。
南米の太平洋岸は地震の巣に
、火山の噴火地帯
・・・
「ペルー・チリ海溝」~
北部では中央アメリカ海溝に連なり、 しばしば★チリ地震★を起こすことで有名。。。
チリ地震と日本の地震は、数年差で連動している傾向があると見なされている向きも― ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
(或いは、もっと広域に観れば、太平洋の東西で、巨大地震がキャッチボールをしているかのようとも・・・ ) ( ゚ ▽ ゚ ;)
※濃い青線部分が海溝地帯
―(例)―
1960年(昭和35年)5月、チリ中部、M9.5 (バルディビア地震とも)
(津波はハワイで10.5m、日本-三陸海岸で6m、早朝3時頃~夕方5時くらいまで津波が満ち引きを繰り返した。)
〔NOAA-米国海洋大気庁による津波予測図〕
※計算値は、ほぼ実測地に近かったとか―
※黒色-津波2m以上、紫色-1m程度。
〔津波で破壊されたチリ-バルディビアの港〕
本震の38時間後にコルドン・カウジェ山が噴火した。
更に、1年以内に以下の火山(↓)が噴火した。 ((゚m゚;) ヽ(*'0'*)ツ
2日後 - コルドン・カウジェ山(上記の火山)
49日後 - ペテロア山
54日後 - トゥプンガティト山
7ヶ月後 - カルブコ山
20世紀に地球上で発生したM-9クラスの巨大地震は、何れも地震後数年以内に近隣の複数の火山の噴火を誘発してきた。
尚、コルドン・カウジェ山やペテロア山、カルブコ山は、2010年チリ地震後にも噴火している。 o(TωT )
〔ハワイ-ヒロ湾での被害〕
〔太平洋を越えて日本-東北-三陸地方を襲った津波の惨状〕
※ここは「 八戸海上保安庁舎」前とか・・・
2007年8月、ペルー沖、
(この時の津波は、日本-三陸海岸で15cm程度で済んだ。) A=´、`=)ゞ
2010年2月、チリ首都-サンティアゴ沖、M8.8
※赤色は波高40cm程度
※同じ地震でもM8.2の街
2014年4月、チリ北部沖、M8.2
(津波はハワイで58~52cm、日本-東北地方などで60~30cm)
2015年9月、チリ沖、M8.3
2016年12月クリスマス、チリ南部、M7.7 (但し23時過ぎ)
※この辺りは、殆どナスカ・プレートと南極プレートの境目付近・・・
クリスマス・プレゼント配りに慌てた南米のサンタがくれたのか
( Σ(~∀~||;) こんなモノもらっても ・・・ )
※実は、その約一週間前には、オセアニア州-パプアニューギニアでM8.0の巨大地震が発生していた。
※2016年12月17日
専門家の観方の一つとして、環太平洋-火山帯を、★反時計回り★で巨大地震が連動している―― というものもある。 (@_@)
(その中の候補一つがアラスカにもある。)
(-""-;)
『環太平洋-龍神界』というものもあるくらいだから、あながち間違ってはいないのかもしれない。
(全く、ある意味、日本以上に自然災害の国で恐ろしい処としか・・・
)
近年、毎年のごとく発生しているし・・・ その分、対極線上にある日本も要注意か・・・
(→その66に続く)