キューバにおける独立運動~ ⇒ここにアメリカが介入してきます。 ヾ(▼ヘ▼;) パー DASH!
⇒まず動いたのは「新聞社」(マスコミ)でした。 メモ


星 ●新聞社(マスコミ)の読者数獲得競争と捏造記事
キューバでのこれらの動乱時期と、アメリカの新聞が購読者数を伸ばそうとしていた時期とは一致する、と指摘されています。 (・_・;)

★1897年-「アメリカ婦人を裸にするスペイン警察」
~という新聞記者による“捏造記事”をきっかけに、各紙はスペインのキューバ人に対する残虐行為を誇大に報道し、アメリカ国民の人道的感情を刺激した。 プンプン むかっ アップ

既にこの記事は“捏造記事”であったことが判明しているようですが、ウソ情報でアメリカ国民を煽ったということになります。 べーっだ!


(-。-;) 基本的にアメリカ人とは大雑把で、悪く言えばガサツ、ヨーロッパでの食いハグレ、選民意識の強かった者達が逆に排除され、女は売春婦?・・・ などがアメリカ大陸へ脱出したようなもの。。。 ガーンしょぼんショック! (ノ_-。) o(TωT ) (´_`。)

〔メイフラワー号〕 船 波 波 波
メイフラワー01 あせる あせる あせる

メイフラワー02 汗

メイフラワー03 目


①食い物も土地も無かったのでインディアンたちから分けてもらいながら、 (´_`。)

②少しずつ要求を繰り返し~ しょぼん (ノ゚ο゚)ノ

③インディアンを騙して、虐殺しながら、女は陵辱しながら(インディアン混血化)、 (`∀´) ヾ(▼ヘ▼;)

④とうとう西海岸まで~ 広大な大陸を奪取してきたので、 γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ チョキ

⑤敢えて海外へ軍隊を出そう、戦争をしようという気にならないようです。 シラー
世界史教科書に出て来る「モンロー主義」などはその良い例でしょう。


いくら大統領や議会が軍隊を海外に出して戦争しようとしても、アメリカは最初から憲法に明記、保障された「銃」社会。
その銃が大統領や議会に向けられることになります。 (((゜д゜;))) 左矢印

アメリカの社会の「銃」とは、独立戦争の直後から、国家乗っ取りを防ぐ為の“最後の砦”になっているようです。
(これは独立戦争では、軍事的には勝利できたものの、経済面では敗北を喫したこと、将来の国家簒奪対策になっているようです。 ⇒もちろんアメリカ神界のチャールトン・ヘストン様は重々御存じでした。 (。-人-。) )


星 ●イエロー・ジャーナリズム(マスコミ)の跳梁跋扈
さて、この“捏造記事”とその扇動がキューバへの介入を求める勢力の増大を招くことになったようです。
イエロー・ジャーナリズムの跋扈

米西戦争はイエロー・ジャーナリズムの影響が大きかったことで有名とか~

※この場合の“イエロー”とは、アジア人への蔑称ではなく、黄色信号、注意の意味です。 注意

要注意マスコミ、いい加減マスコミ、三流マスコミ etc. ~ 注意 注意 注意

週刊誌報道、写真週刊誌、芸能ネタ並み~とでも。 (^ε^)♪

この当時のアメリカ新聞社・マスコミの政治・外交・国際情報がそれ並みだったということになります。


★ウィリアム・ランドルフ・ハーストのニューヨーク・ジャーナル紙 メモ
(新聞大富豪の「ハース家」 )

〔創業者-ウィリアム・ランドルフ・ハースト〕 William Randolph Hearst
ハースト01

ハースト02


ハースト-ニューヨーク・ジャーナルの新聞においては、インチキは当り前だったとか。
∑ヾ( ̄0 ̄;ノ !? 叫び あせる


ナゾの人 ハースト (゙ `-´)/ クラッカー
「誤報でも良い。記事から如何なる結論が引き出せるかだけ考えろ ビックリマーク 」

~と配下の記者に説教。 むかっ 爆弾

ナゾの人 ハースト (#`ε´#) パンチ!
「何っ?。写真がないだと? この馬鹿者が ビックリマーク 何度云ったら判るんだ ビックリマーク 似たのを載せればいいんだ、似たのを !! 」


こうして作り上げられたのが・・・ ヽ((◎д◎ ))ゝ
【スペイン警察によるアメリカ婦人の取り調べ】
1897年、ハースト系の新聞は「アメリカ婦人を裸にするスペイン警察」の記事をスクープ ビックリマーク

スペイン警察取調べ

この煽情的な記事により反スペイン感情は高まり、遂には翌98年、アメリカ戦艦メイン号が撃沈されたのを切っ掛けにアメリカは開戦に踏み切った。

〔実際にハバナで謎の爆沈を起こしたUSS ACR-1 メイン号〕
撃沈メイン号


しかし、この戦争はハーストの情報操作によるもの。 ロボット ぐぅぐぅ ZZzz....

ハーストの命を受けてキューバに赴いた画家フレデリック・レミントンは、「スペイン人の残虐行為を描いて送れ」との指令を真に受けて探し歩いたが何も見つからず、その旨を電報で知らせた。

ナゾの人 ハーストの返答 ヾ(▼ヘ▼;) タバコ
「何でもいいから絵を用意せよ。当方は戦争を用意する。」

⇒「スペイン警察の取調べ」はまったくのデッチ上げでした。


同じく、ハースト系新聞に掲載された「戦艦メイン号爆破」の“想像図”

メイン号爆破想像図


★ジョーゼフ・ピューリツァーのニューヨーク・ワールド紙 メモ
(ピューリツァー賞の「ピューリツァー」 )

〔ジョーゼフ・ピューリツァー〕 Joseph Pulitzer
ピューリツァー01

ピューリツァー02


ピューリツァーは赤字だった「ニューヨーク・ワールド紙」を買収し、ワールド紙の焦点を、人間の興味の物語、スキャンダルおよびセンセーショナリズムへ移した。 (^~^) グッド!

アメリカ合衆国連邦下院議員への選任と共に、その購読者数が激増~ (≧▽≦) 音譜

ワールド紙01

ワールド紙02

ワールド紙03

ワールド紙04


この上記2紙は特に発行部数競争で熾烈な争いを行い、無責任なニュースをでっち上げたりもした。
(^~^) グッド! (*^o^*) (*゜▽゜ノノ゛☆ アップ

このような競争の結果、ワールド紙が15000部、ジャーナル紙が1500部程度の発行数だったのがマニラ湾の戦いの時には160万部まで伸びた。


※名優-オーソン・ウェルズ(↓)は、映画『市民ケーン』の中でこの様子を皮肉ったようです。 ヾ(▼ヘ▼;)

オーソン・ウェルズ01

オーソン・ウェルズ02 タバコ


〔映画『市民ケーン』 〕 ※1941年
市民ケーン01

市民ケーン02

市民ケーン03


※単にハースト、ピューリツァー個人というより、その人脈、背後の財閥などを見れば、巨大組織的な動きが観えてくるでしょう。
単なる無法企業、無法マスコミの跳梁跋扈ではなく、情報戦・心理戦が始まっているということ。
⇒目的はスペイン帝国が世界各地に持っていた利権の奪取。

政治家や議会は殆ど使用人(ホワイト・カラー)。

軍隊とは実際に奪取する時の“捨て駒”=ブルー・カラーの労働者とでも。


※既にナポレオン時代以降、急速に「軍隊」は捨て駒になっていったようです。

よって、軍隊や政治責任者が戦争を起こすのではなく、背後の経済的利権を担うフィクサー達が企画・運営するゲームが“戦争”と言えるような時代になったということ。
(今もまさにそうでしょうけれど・・・ )

※ゲームの本当の意味は、“お遊び”ではなく、「あるルール上の真剣勝負」を意味します。

“ルール”とは「枠組み」、フィクサーが担う領域のモノ。政治家ではないでしょう。。。

ルール、枠組み・・・ 抽象や概念的な思考が苦手な日本人には理解に苦しむ内容かも。

“概念”転がし~に至っては絶望的かも。。。 
されど裕福な小金持ち日本人の多くが手を出して利ザヤを稼いだり、損したりさせられていますよ。

「戦争」と聞いたら、条件反射的に悲惨・地獄、空襲、原爆などしかイメージできないから、ルール・枠組みを設定されて、その中だけでしか選択できないように追い込まれていくので、いつまで経っても同じ事を繰り返すことに・・・
(戦争は次元進化して行く如きなので、それすら判らないでしょう。。。)

(→その3に続く)