裏の歴史は・・・ 日本人に殆どなじみのないインド古代叙事詩『ラーマヤーナ』の世界が登場するので、無理な人は当然喜んでパスしましょう
(世界的に有名な大叙事詩の一つ、東南アジアでは日本の桃太郎話しみたいに人気があります。 )
←主人公ラーマ王子&シータ妃
←魔王ラーヴァナ
←シータ妃の誘拐 by ラーヴァナ
←ランカー島に潜入したハヌマーン、シータ妃に逢う。
←ラーマとラクシュマナをランカー島へ。
ジブリの『天空の城ラピュタ』にも“ラーマヤーナ”という名前、“インドラの矢”という名前が出てきました。
〔インドラの矢を地上に放つラピュタのシーン〕
インド古代叙事詩の一つ『ラーマヤーナ』のモデル(原型)とその舞台。
※『ラーマーヤーナ』の核心部分は第2巻~第6巻とされ、その成立は紀元前4-5世紀頃。
“オーストラリア”~ 国名の由来はもちろんヨーロッパに由来。
※ラテン語で「南の地」の意。
ヨーロッパにおける伝説上の大陸-テラ・アウストラリス・インコグニタ(ラテン語)からとのこと。
そのオーストラリアの元の名前は何か? ⇒『ランカー島』 ( ゚ ▽ ゚ ;)
※敬称を付けて、 「シュリー・ランカー島」
(オーストラリアのアボリジニの人々が知っているのか? ⇒多分、全く知らないでしょう。)
( ゚ ▽ ゚ ;) ・・・・・・・・・
“シュリー”は「スリ」とも発音されることがありますが、インドのマントラに頻繁に出て来る接頭語というか敬称のような意味合い。
(例)シュリー・マハー・ラクシュミー、シュリー・デイヴィ・ドゥルガーetc.
訳せば、「聖なる」、 「光り輝く」、 「高貴な」といった意味合い。 (*^-^)b
インドのすぐ南にセイロン島がありますが、その国名がスリランカ(シュリー・ランカー)。
※srilanka
由来は『ラーマヤーナ』に登場する魔王-ラーヴァナの城があった処では?~と比定されたところから命名。
※但し定説には至っていません。
〔参考〕『ラーマヤーナ』より===============
●魔王ラーヴァナ ヾ(▼ヘ▼;)
ランカー島(←ここではセイロン島と考えられている)を治めるラークシャサ(羅刹・夜叉)の王。
10の頭、20の腕と銅色の目、月のように輝く歯と山のような巨体を持つ。
ヴィスヴェーシュヴァラとラークシャサ族スマーリンの娘カイカシーとの息子。
※10の頭、20の腕とは、それだけ化身、或いは分魂がいたということ。
※銅色の目とは人と異なる存在の目。伝承だけなら、九天玄女様も“眼似銅精”。
※月のように輝く歯とは、それだけ歯みがき熱心だった?のでしょう・・・
クンバカルナ、ヴィビーシャナ、シュールパナカーとは兄弟。
ダーナヴァの魔神マヤの娘マンドーダリーを妃とし、メーガナーダをもうける。
また、富と財宝の神クベーラ(ヴァイシュラヴァナ)とは異母兄弟にあたる。
ラーヴァナは、かつて驕慢さゆえにランカー島を追われたラークシャサ族の一人である。
ラーヴァナは一族の再興を期し、千年のあいだ苦行に励んだ。
それは10ある頭部を1つずつ切り落として火にくべるという荒行 で、最後の1つを切ろうとしたとき、ブラフマーに認められる。 (o^-')b
絶大な力を得たラーヴァナは、その当時、ランカーを治めていたクベーラと戦い、空を飛翔する戦車プシュパカ・ラタを奪取する。
戦いが激化する中、父であるヴィスヴェーシュヴァラの仲裁により、クヴェーラはカイラス山に退き、ラーヴァナはランカーを得た。ヾ(▼ヘ▼;)
その後、ラーヴァナは征服戦争に乗り出す。その息子メーガナーダはインドラに勝利し、インドラジット(インドラを倒す者)の名を得る。(-_-メ
これらの戦いによってラーヴァナは、多くの人妻や娘を奪い、ランカーに連れ去った。
((>д<)) (:_;) (ノ_-。)
ラーヴァナの暴虐に、神々はヴィシュヌに助けを仰ぐ。 (ノ゚ο゚)ノ
そこで、ヴィシュヌはアヨーディヤーの王子ラーマとして転生し、ラーヴァナを討つことを約束する。 ゛(`ヘ´#)
ラーヴァナはダンダカの森でラーマの妃シーターを奪うが、ハヌマーンを率いたラーマにより倒された。
ランカー島にある魔王-ラーヴァナの城へラーマ王子の軍隊が攻め込む時に、ハヌマーンが島まで飛び石を敷いて海を渡れるようにしたとか~
※インド ― スリランカ間のポーク海峡(↓)は140km。
●ランカー島
元は羅刹王ラーヴァナが支配する島だった。 ヾ(▼ヘ▼;)
しかし、ラーヴァナ王がシーター姫をランカー島の首都ランカプーラに攫ったため、ハヌマーンらを従えたラーマに攻め滅ぼされた。
その後は、ラーヴァナの弟だったが、戦いでラーマの方に付いたヴィビーシャナが王になった。
●ヴァイシュラヴァナ ( ̄▽+ ̄*)
ヤクシャ族の王とされ、ラークシャサ族の王であるラーヴァナとは異母兄弟に当たる。
別名「クベーラ」。
⇒地下に埋蔵されている財宝の守護神であり、またローカパーラ※の一人として北方の守護神とされる。
※ローカパーラ ⇒「世界を守るもの」の意味。
4方位または8方位のそれぞれにある神の総称である。
また、仏教における十二天の原型とされている。
シヴァ神と親しく、カイラス山(↓)※にある都アラカーに居住して、ヤクシャをはじめガンダルヴァ、ラークシャサなど多数の半神族にかしずかれている。 (ノ゚ο゚)ノ
(。-人-。) ZZzz....
※カイラス山 ⇒有名な聖山。インドの北方、チベットにあり、現在は支那(中国)領。
シヴァ神の山としても有名。(『ネパール浄化報告』でも紹介済み。)
チベット名 : カン・リンポチェ
千年の修行がブラフマー神に気に入られ、神となることができ、さらにプシュパカというヴィマーナ(航空機)を授かった。
〔『ラーマヤーナ』で描かれるヴィマーナ-“プシュパカ”〕
←空に浮く塔のようなモノがプシュパカ
元々ラークシャサの居城があったランカー島を都としたが、後にラーヴァナとの対立によって追い出され、プシュパカをも奪われ、シヴァ神のカイラス山に退いた。
=====================
ヴァイシュラヴァナ ⇒漢字変換すれば「毘沙門天」
はい、あの鞍馬の魔王尊様で有名な、仏教では四天王の一人-多聞天とも呼ばれる毘沙門天。
※真言なら“ベイシラマンダ”と発音されています。
最もポピュラーな毘沙門天様なら東大寺(↓)の御方かも。。。
毘沙門天=ヴァイシュラヴァナ様がシュリー・ランカー島=オーストラリアとその周辺の王でした。
しかし、ランカー島のヴァイシュラヴァナ様は全然 似ていませんでした。 ( ̄_ ̄ i)
強いて言えば下記のような黒い肌系(↓)、黒人?でした。
この絵(↑)は『ラーマヤーナ』の一節より、魔王ラーヴァナの弟-ヴィビーシャナがラーマ王子側に帰属する時のもの。
※インドでは、「黒」は不吉な色として忌避されるので、黒色→青、黒に近い色で表されます。
(そうなるとシヴァ神やヴィシュヌ神、カーリー女神も「黒い肌の神」になるかも。。。)
ランカー島のヴァイシュラヴァナ様~ もっと正確に言えば、この海域の龍王 & 龍宮城の王でした。
毘沙門天=ヴァイシュラヴァナ様=クベーラ様もインド方面では御名前が豊富です。
●別名
①ヴァイシュラヴァナ or ヴァイシュラヴァス⇒「ヴィシュラヴァの子」の意。
②ヤクシャ・ラージャン⇒「夜叉の王」の意。
③ラークシャ・サディパティ⇒「羅刹の主」の意。
④ヴィッテシャ⇒「財宝(ヴィッタ)の主(イーシャ)」の意。
⑤グヒャカディパティ⇒土着神の種族の王という意味。
※「グヒャカ、グーヤカ(密迹、隠された者たち、秘密の種族、の意)」仏教においてはグヒャカは金剛手菩薩や金剛力士と縁のある種族とされる。
⑥キンナラ・ラージャ⇒「キンナラ(緊那羅)の王」。
※天界で音楽を奏でる半神種族であるキンナラはシヴァ神の聖地カイラーサ山に設けられたクベーラの領域で彼のための音楽を奏でるとされる。
⑦グヒヤ・ディーパ⇒「隠されたもの(財宝)の王」の意。
⑧ナーラー・ラージャ⇒「人間の王」の意。
彼の肩車で乗る騎獣(ヴァーハナ)も人間。
〔棍棒を持ち、人に乗るクベーラ(ヴァイシュラヴァナ) 〕
※財宝、地下に埋蔵されている財宝、隠された~というのは、オセアニア一帯の鉱物資源、海底資源を指すようです。
●神話伝承上の家族関係
・曽祖父 : ブラフマー(梵天=天之御中主神)
・父 : 創造神ブラフマーの孫である聖仙ヴァイシュラヴァ
・母 : アスラの一族ダイティヤのルラヴィラ(イダヴィドゥ)
※アスラは中東系、例えばペルシャ系などの意。
・異母兄弟 : 魔王となったラーヴァナ(母は羅刹女カイカシー)
・妻 : リッディ(バドラ)、クベーリー、チャルヴィー(仏教では吉祥天を妻とする)
・子 : マニグリーヴァ、ナラクーバラ(ナラクーバラは道教では哪吒太子)
(→その14に続く)
(世界的に有名な大叙事詩の一つ、東南アジアでは日本の桃太郎話しみたいに人気があります。 )
←主人公ラーマ王子&シータ妃
←魔王ラーヴァナ
←シータ妃の誘拐 by ラーヴァナ
←ランカー島に潜入したハヌマーン、シータ妃に逢う。
←ラーマとラクシュマナをランカー島へ。
ジブリの『天空の城ラピュタ』にも“ラーマヤーナ”という名前、“インドラの矢”という名前が出てきました。
〔インドラの矢を地上に放つラピュタのシーン〕
インド古代叙事詩の一つ『ラーマヤーナ』のモデル(原型)とその舞台。
※『ラーマーヤーナ』の核心部分は第2巻~第6巻とされ、その成立は紀元前4-5世紀頃。
“オーストラリア”~ 国名の由来はもちろんヨーロッパに由来。
※ラテン語で「南の地」の意。
ヨーロッパにおける伝説上の大陸-テラ・アウストラリス・インコグニタ(ラテン語)からとのこと。
そのオーストラリアの元の名前は何か? ⇒『ランカー島』 ( ゚ ▽ ゚ ;)
※敬称を付けて、 「シュリー・ランカー島」
(オーストラリアのアボリジニの人々が知っているのか? ⇒多分、全く知らないでしょう。)
( ゚ ▽ ゚ ;) ・・・・・・・・・
“シュリー”は「スリ」とも発音されることがありますが、インドのマントラに頻繁に出て来る接頭語というか敬称のような意味合い。
(例)シュリー・マハー・ラクシュミー、シュリー・デイヴィ・ドゥルガーetc.
訳せば、「聖なる」、 「光り輝く」、 「高貴な」といった意味合い。 (*^-^)b
インドのすぐ南にセイロン島がありますが、その国名がスリランカ(シュリー・ランカー)。
※srilanka
由来は『ラーマヤーナ』に登場する魔王-ラーヴァナの城があった処では?~と比定されたところから命名。
※但し定説には至っていません。
〔参考〕『ラーマヤーナ』より===============
●魔王ラーヴァナ ヾ(▼ヘ▼;)
ランカー島(←ここではセイロン島と考えられている)を治めるラークシャサ(羅刹・夜叉)の王。
10の頭、20の腕と銅色の目、月のように輝く歯と山のような巨体を持つ。
ヴィスヴェーシュヴァラとラークシャサ族スマーリンの娘カイカシーとの息子。
※10の頭、20の腕とは、それだけ化身、或いは分魂がいたということ。
※銅色の目とは人と異なる存在の目。伝承だけなら、九天玄女様も“眼似銅精”。
※月のように輝く歯とは、それだけ歯みがき熱心だった?のでしょう・・・
クンバカルナ、ヴィビーシャナ、シュールパナカーとは兄弟。
ダーナヴァの魔神マヤの娘マンドーダリーを妃とし、メーガナーダをもうける。
また、富と財宝の神クベーラ(ヴァイシュラヴァナ)とは異母兄弟にあたる。
ラーヴァナは、かつて驕慢さゆえにランカー島を追われたラークシャサ族の一人である。
ラーヴァナは一族の再興を期し、千年のあいだ苦行に励んだ。
それは10ある頭部を1つずつ切り落として火にくべるという荒行 で、最後の1つを切ろうとしたとき、ブラフマーに認められる。 (o^-')b
絶大な力を得たラーヴァナは、その当時、ランカーを治めていたクベーラと戦い、空を飛翔する戦車プシュパカ・ラタを奪取する。
戦いが激化する中、父であるヴィスヴェーシュヴァラの仲裁により、クヴェーラはカイラス山に退き、ラーヴァナはランカーを得た。ヾ(▼ヘ▼;)
その後、ラーヴァナは征服戦争に乗り出す。その息子メーガナーダはインドラに勝利し、インドラジット(インドラを倒す者)の名を得る。(-_-メ
これらの戦いによってラーヴァナは、多くの人妻や娘を奪い、ランカーに連れ去った。
((>д<)) (:_;) (ノ_-。)
ラーヴァナの暴虐に、神々はヴィシュヌに助けを仰ぐ。 (ノ゚ο゚)ノ
そこで、ヴィシュヌはアヨーディヤーの王子ラーマとして転生し、ラーヴァナを討つことを約束する。 ゛(`ヘ´#)
ラーヴァナはダンダカの森でラーマの妃シーターを奪うが、ハヌマーンを率いたラーマにより倒された。
ランカー島にある魔王-ラーヴァナの城へラーマ王子の軍隊が攻め込む時に、ハヌマーンが島まで飛び石を敷いて海を渡れるようにしたとか~
※インド ― スリランカ間のポーク海峡(↓)は140km。
●ランカー島
元は羅刹王ラーヴァナが支配する島だった。 ヾ(▼ヘ▼;)
しかし、ラーヴァナ王がシーター姫をランカー島の首都ランカプーラに攫ったため、ハヌマーンらを従えたラーマに攻め滅ぼされた。
その後は、ラーヴァナの弟だったが、戦いでラーマの方に付いたヴィビーシャナが王になった。
●ヴァイシュラヴァナ ( ̄▽+ ̄*)
ヤクシャ族の王とされ、ラークシャサ族の王であるラーヴァナとは異母兄弟に当たる。
別名「クベーラ」。
⇒地下に埋蔵されている財宝の守護神であり、またローカパーラ※の一人として北方の守護神とされる。
※ローカパーラ ⇒「世界を守るもの」の意味。
4方位または8方位のそれぞれにある神の総称である。
また、仏教における十二天の原型とされている。
シヴァ神と親しく、カイラス山(↓)※にある都アラカーに居住して、ヤクシャをはじめガンダルヴァ、ラークシャサなど多数の半神族にかしずかれている。 (ノ゚ο゚)ノ
(。-人-。) ZZzz....
※カイラス山 ⇒有名な聖山。インドの北方、チベットにあり、現在は支那(中国)領。
シヴァ神の山としても有名。(『ネパール浄化報告』でも紹介済み。)
チベット名 : カン・リンポチェ
千年の修行がブラフマー神に気に入られ、神となることができ、さらにプシュパカというヴィマーナ(航空機)を授かった。
〔『ラーマヤーナ』で描かれるヴィマーナ-“プシュパカ”〕
←空に浮く塔のようなモノがプシュパカ
元々ラークシャサの居城があったランカー島を都としたが、後にラーヴァナとの対立によって追い出され、プシュパカをも奪われ、シヴァ神のカイラス山に退いた。
=====================
ヴァイシュラヴァナ ⇒漢字変換すれば「毘沙門天」
はい、あの鞍馬の魔王尊様で有名な、仏教では四天王の一人-多聞天とも呼ばれる毘沙門天。
※真言なら“ベイシラマンダ”と発音されています。
最もポピュラーな毘沙門天様なら東大寺(↓)の御方かも。。。
毘沙門天=ヴァイシュラヴァナ様がシュリー・ランカー島=オーストラリアとその周辺の王でした。
しかし、ランカー島のヴァイシュラヴァナ様は全然 似ていませんでした。 ( ̄_ ̄ i)
強いて言えば下記のような黒い肌系(↓)、黒人?でした。
この絵(↑)は『ラーマヤーナ』の一節より、魔王ラーヴァナの弟-ヴィビーシャナがラーマ王子側に帰属する時のもの。
※インドでは、「黒」は不吉な色として忌避されるので、黒色→青、黒に近い色で表されます。
(そうなるとシヴァ神やヴィシュヌ神、カーリー女神も「黒い肌の神」になるかも。。。)
ランカー島のヴァイシュラヴァナ様~ もっと正確に言えば、この海域の龍王 & 龍宮城の王でした。
毘沙門天=ヴァイシュラヴァナ様=クベーラ様もインド方面では御名前が豊富です。
●別名
①ヴァイシュラヴァナ or ヴァイシュラヴァス⇒「ヴィシュラヴァの子」の意。
②ヤクシャ・ラージャン⇒「夜叉の王」の意。
③ラークシャ・サディパティ⇒「羅刹の主」の意。
④ヴィッテシャ⇒「財宝(ヴィッタ)の主(イーシャ)」の意。
⑤グヒャカディパティ⇒土着神の種族の王という意味。
※「グヒャカ、グーヤカ(密迹、隠された者たち、秘密の種族、の意)」仏教においてはグヒャカは金剛手菩薩や金剛力士と縁のある種族とされる。
⑥キンナラ・ラージャ⇒「キンナラ(緊那羅)の王」。
※天界で音楽を奏でる半神種族であるキンナラはシヴァ神の聖地カイラーサ山に設けられたクベーラの領域で彼のための音楽を奏でるとされる。
⑦グヒヤ・ディーパ⇒「隠されたもの(財宝)の王」の意。
⑧ナーラー・ラージャ⇒「人間の王」の意。
彼の肩車で乗る騎獣(ヴァーハナ)も人間。
〔棍棒を持ち、人に乗るクベーラ(ヴァイシュラヴァナ) 〕
※財宝、地下に埋蔵されている財宝、隠された~というのは、オセアニア一帯の鉱物資源、海底資源を指すようです。
●神話伝承上の家族関係
・曽祖父 : ブラフマー(梵天=天之御中主神)
・父 : 創造神ブラフマーの孫である聖仙ヴァイシュラヴァ
・母 : アスラの一族ダイティヤのルラヴィラ(イダヴィドゥ)
※アスラは中東系、例えばペルシャ系などの意。
・異母兄弟 : 魔王となったラーヴァナ(母は羅刹女カイカシー)
・妻 : リッディ(バドラ)、クベーリー、チャルヴィー(仏教では吉祥天を妻とする)
・子 : マニグリーヴァ、ナラクーバラ(ナラクーバラは道教では哪吒太子)
(→その14に続く)