IMトレーニング- 準備中① | 学習障害(ディスレクシア)と英語教育

学習障害(ディスレクシア)と英語教育

学ぶことに困難さを感じているディスレクシアの子どもたち。日本語よりも英語に顕著に現れます。英語を学ぶことを避けて通れない日本のディスレクシアの子どもたちに楽しく英語を学べる指導法を公開しています。

15年以上にわたる臨床研究によって、


Interactive Metronome (以下IM)は


アメリカの最先端の神経学に基づきごく短期間で


子どもから大人までの注意力、集中力、運動機能、


学習機能の弱さを強化するためのトレーニングを繰り返す


ことによって認知能力、記憶、学習、予測、思考、言語、


問題解決などの高次認知機能と呼ばれるものの大幅な改善が


見られたという結果が示されています。



IMは 全米の病院や療育施設だけでなく作業療法士、言語聴覚士、



理学療法士、教育者、アスレチック・トレーナー、セラピスト、


心理学者、オプトメトリスト、音楽療法士など様々な人たちの


管理の元、使われるようになりました。


そのトレーニングは全15回のセッションで構成されており、


コンピュータの作り出すビート音に身体動作を合わせるトレーニングを


トレーナーの管理のもと毎回目標を決めて進めていきます。


トレーニングを受ける人は、ヘッドフォンを通して聞こえる


コンピュータのリズムに、できるだけ正確に合わせて


手や足を動かします。そして足元のセンサーマットを


足でタップしたり、掌にセンサーをはめて手をたたくと


いった動作を繰り返し行い、できるだけコンピュータの


ビート音に合わせる訓練をします。


この聴覚的、ないしは視覚的ガイドシステムの


データは即時にコンピュータに送られ


トレーニングを受ける人の刻むリズムの正確さを


計算して、毎回のトレーニングにスコアをつけます。


その様子はIM社のサイトのDEMO でご覧いただけます。




またIMトレーニングは ADD/ADHD、アスペルガー症候群、


自閉症スペクトラム、学習障害(LD)といった発達障害だけでなく


脳性小児麻痺、パーキンソン病、脳障害を抱えた人にも


効果があるとされています。



トレーニングコースは15セッションあり専属のトレーナー(私です❤)


がついて体と脳の連携がスムーズにいくようにサポートします。


週に3~5回のセッションが行えます。


IMはトレーナーのところに通ってきてトレーニングを受けるのと


家庭でメールや電話、skypeなどでトレーナーの指示に従って


自宅でとレーニングを行う2種類があります。


IM-HOMEのサイトはこちらです。 (自宅用ツール)



IMは現状より改善できるというツールの一つで、


劇的に改善されたという人も


多少の変化があったという人も個人差があります


けれど診断された後の支援が充実しているわけではない


この医療先進国の日本で何とかしてやりたいと願っている


保護者の方たちにとってはこういうものが日本に入ってくる


のは大きな励みとなるのではないかと思っています。



私自身もたくさんの葛藤の末、薬を飲み続けるより、


周囲の無理解を我慢せよと言い続けるより、


自尊感情を損なって本当の自分を知らずに育つより


ずっと、ずっといいのではないかと


そう思うようになってこれを取り入れることにました。


トレーニングを受けるにはIM社専属のトレーナーから


アセスメントを受けて(約1時間)それからトレーニングを


始めることができます。夏休みにはたくさんの子どもたちに


体験させてあげられる機会があればいいのになぁと思っています。


IMトレーニングをお住まいの地域で説明会の人集め(5,6名)や


アセスメントに要する場所の確保等コーディネートしてくださる


サポーターになってくださる方いらっしゃればライセンス取得後、


日本全国どこでも伺います❤