興味のある方ない方
色々かとは思います
長いブログです
興味ある方は
しばしお付き合いください^^
先日八ヶ岳へ
衣食住を担いで
登ってきました
初のテント泊です
なるべく人との接触を減らすべく
夜中目的地(登山口の駐車場)
へと向かったのですが
恐ろしいほど誰もいない
あれれれ?
これまで予習してきた
SNSの情報と違うんだけど?
駐車場には
持ち主不在の車が数台
すでに登られてるということ
よって車中泊するのは私だけ
不気味さ半端ない、、、
聞けば車上荒らしも多いとか
いやいや、マジ怖いんすけど(ToT)/~~~
真っ暗闇の中
たったひとり
まぁまぁ恐怖を味わえます
そしてこの後
何かにつけ一人になる
楽しい冒険の始まりでもあるのです
翌朝不安と緊張の中歩き始める
どこを見ても苔むした景色
そんなにコケに興味あったか?
自分でも引くくらい
終始コケに感動しまくる
もっと人が行き交うと思ってたけど
数組会ったくらいでテン場へ到着
受付のおじさん
あいにくのお天気だよね〜
今上がっても
どちらも強風だからね〜
(↑硫黄岳、東天狗岳方面)
途中まで上がってみて
考えるってこともできるけどね
なんて言われる
おっと早くも決断を迫られた
私の山の経験値は
ほぼゼロみたいなもの
とりあえず
テント立ててから考えるかと
テン場へ移動するも
思いのほか人がいない
早い時間だし
この後増えるのかな?
とにかくまずは
何度もうちの芝生で練習した
テントを無事張ることだ
軽くテンパりながらも
どうにかテントを建て
硫黄岳へ向かうことにしました
行動開始1時間
誰にも会わず・・・
どういうこと?
マジどういうこと??
誰も会わないって
おかしくね??
怖すぎて自分の話し方までおかしい
その後3組の人に出会うも
私の後ろから来る人はいない
予想はしていたけど
頂上に着いても
いるのは私だけ。。。
そしてこれまた
予想通りのガッスガスの強風
噴火口?爆裂口?
期待してきたけど
真っ白で何も見えない
いや近づくと落ちかねない・・・
どんどん視界が悪くなる
そして寒さ半端ない、、、
さ、さ、さ、
さみぃ〜っっっっっ
もう少し進めば
てっぺん踏める
ちょっと行ってみるかな?
なんて歩いてみるも
風に押され始める
標高高いって
こういうことかと思いつつ
来た道を振り返ると
白くて見えづらい
これってやばいんじゃないの?
来た方角がわからなくなったら
道迷いの確率上がるやん!?
遭難という言葉がよぎる
わわわわわわわ(><)
頂上はただの広場なので道はなく
晴れていてもうっかりすると
方角を見失ってしまうのです
誰もいないから聞くわけいかない
私の地図読みなんてレベル低すぎて
コンパスなんてお守り程度
そんな自分をこんな時に
こんなとこで反省しつつ
そして心ぼそさから
寒さを一段と感じ始める
低体温症で死んだらどうしよう??
遭難か低体温症か?
どっちもやだよぉ〜と
これまた半泣きになりつつ
軽くパニクりながら
どうにか来た道を戻り
テントへ帰ってきた
早くも疲労困憊な初日
なんとか無事テン場へ戻ると
あるのは私のテントだけ
少し離れた上段に
2張りあるものの
下段は私だけ
おいおい、ここ私一人!?
車でさえ怖かったのに
テントなんて
ただの生地じゃないか(T ^ T)
野生動物って何来るの??
熊は夜行性じゃないよね??
いざという時の身の守り方って??
怖くてググることもできない
もう何も見えない
もう何も聞こえない
そう開き直って
寝ることにした
意外と寝れるものです^^;
満点の星空
あわよくば天の川が見たかったので
夜中に起きて
恐る恐るチャックを開ける
まずは片目で確認
目と耳に全集中をさせる
神経という神経を研ぎ澄まし
周囲を確認する
現実にいるモノも
現実いないモノも
どちらもいないことを確認したらば
顔をチャックから出して空を見る
残念ながら星ひとつ見えず
翌朝は御来光を
見ると決めていたので
再び寝ることに。。。
暗いうちに起き出すも
誰も動き出していない
え?山の朝って早いんじゃないの?
本にもSNSにも書いてたよ?
待てども人の気配がしないので
これまた一人で行動開始
怖い〜っ!
一人ぐらいいるよね??
鳥の鳴き声にもビビりつつ登る
景色楽しむより
恐怖のが勝る
そしてこれまた寒い
峠で見る御来光
これまたひとりですわ、、、
朝日も昇ったので
次目指すは東天狗岳
そろそろ誰かとすれ違うかと思うも
結局誰とも会いませんでした
ようやく辿り着いた東天狗を前に
これまた強風が吹きつける
登るか戻るか
迷いつつも進む
その後は
サクサクと登り
サクサクと戻り
テントを撤収し下山
とにかくずっと一人の冒険
とにかくずっとテンパる冒険
思い返せば滑稽さ半端なかったけど
怪我なく事故なく無事終われ
ホッとしています
そしていくつもの経験値が積めました
天の川も見れなかったし
八ヶ岳ブルーも見れなかったけど
最高に楽しかったです
下山後どこにも寄らず
SAで五平餅食べて家に帰るつもりが
高速までの帰り道にあった蕎麦屋へ
お昼時なのに車が数台だったので
ハズレかなと思いながら入ると
汚い山服が場違いな
なんとも良さげなお店
感染対策ちゃんとしてて
私はカウンターへ案内される
換気扇の下で窓まで開いてる
え?私、臭いんか??
いやきっと感染対策のはず…
感染対策が気になる私にはありがたく
安心して食事ができました
最初は水で食べてくださいって水そば
次に塩をつけて食べる
もう最高♡
車じゃなきゃ
飲んで帰りたいくらい
本当に楽しい経験満載でした
夕方には家に着き
山道具を洗い
夕飯の支度をする
いつもの日常
これもまた最高です。。。
山小屋にボードがぶら下げてあった
”料理好きな女性スタッフ募集
年齢60歳まで!!
雇用保険、ネパール研修あり!”
この先主人が私に愛想が尽き
別れを告げられたり
熟年別居を言い渡されたら・・・
少し自分を反省したらば
きっと私は山小屋へ向かうと思います
長いブログお付き合いありがとうございました