中国が台湾教師を大量雇用 | ふうりんの備忘録

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中国での生活・体験など

『連合報』(れんごうほう)によると、台湾の教師はすでに中国私立大学の教師源になっています。去年は132名の台湾籍の教授が福建(ふっけん)省で教えています。今年はさらに200名が募集される予定です。北京理工大学珠海学院は、1月4日に台湾の新聞で求人広告を出しました。教育機関については中国に許可した広告規制の対象になっていません。教育部長呉思華(ごしか)の回答を聞きましょう。

教育部長呉思華(ごしか)氏
「台湾で育った博士が世界で活躍するのは、喜ばしいことだと思う。我々の博士たちのレベルが証明されたことになる。大陸の学校からの広告に関しては、私たちはまだ具体的な資料がないので、これから行政院大陸委員会と話し合い、妥当な規定を作るつもりです」

北京理工大学珠海学院が台湾の新聞で求人広告を掲載し、100名教師を採用し、年俸は500万から600万円。また、社会保険、引越し費用と往復飛行機代金も支給すると提示しました。しかし、台湾と中国、両岸の関係条例に、中国からの広告については規制があり、教育機関は許可する6項目に入っていないため、行政院大陸委員会はすでに教育部に調査を要請し、違法広告と認定された場合、掲載メディアに対し、40万円から200万円の罰金が科せられます。