米医学権威誌 PM2.5の肝臓がんリスクを報告 | ふうりんの備忘録

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長期間PM2.5に曝されると肝臓が炎症を起こすことが最新の研究報告で明らかになりました。台湾の研究グループがアメリカ国立がん研究所定期発行誌(Journal of the National Cancer Institute)で発表した報告によると、慢性肝炎や飲酒・喫煙をしなくても汚染された空気を吸うだけで肝臓がんリスクが増加するそうです。

PM2.5は血管の収縮刺激および全身の炎症反応を起こし、脳や心肺などの疾病を招くことから、外から室内へ戻った際はすぐに手や顔の洗浄をするよう提言しています。

この研究は、台湾民進党の副大統領候補陳建仁(ちん けんじん)氏が、中央研究院副院長を務めた時、主導した研究チームの成果です。