ノンキャリアでありながら、若くして警視庁捜査1課の警部補として班を率いる姫川玲子。
彼女の下、色んな癖ありのスタッフが集まり、連続猟奇的殺人事件の捜査に当たる。

犯人は、覚醒剤中毒の義父から幼い頃から性的暴行を受け、母親もろともに殺して、家に火をつけた過去を持つ若者。が、その裏にもっと大きなものが。

詳しく書いても良いんだけど、読みたいと思った人に申し訳ないんで、ここまで。

姫川を取り巻く刑事たちの色んな感情が織り交ぜになって、面白かったね。
あと、姫川が刑事になろうと決意した強姦事件の、特に裁判シーンが面白かった。
加害者を守るため、被害者を侮辱するかのような弁護人に対し、決然と立ち向かうところに、ちょっと泣きそうになっちゃったよ。

理詰めに捜査を積み重ねる周りの刑事と、自らの直感と言うかひらめきを信じ動く姫川の対照的な姿などが書かれててね、そう言うとこも楽しんで読めばよろしい。
犯人の犯行状況は、かなりグロテスクだから、ご注意をって感じ。

黒幕の犯人、今回は全く思ってなかったと言うか、最後にはね、もしかしたら?と思うけどね。