2013年度カナザワ映画祭ラインナップなど。今年のカナザワ映画祭は観客が主役!だそうです! | 映画遁世日記

2013年度カナザワ映画祭ラインナップなど。今年のカナザワ映画祭は観客が主役!だそうです!

本日、インターネット上にて2013年度カナザワ映画祭のラインナップが発表されました。

僕は、この直球ド・ストレートなラインナップにいたく感激してしまいました。今回は、「こんな映画をどれだけ観た」ということに喜びを見いだすタイプのコアなマニア(←これは悪口ではないですよ!かくゆう僕もそんな感じの人間ですので。コアかどうかは別としてw)受けを狙った、変に奇をてらったようなラインナップなどではなく、ご覧のとおりのある意味"メジャー級"の作品が大半を占めています。ここには、「あの映画をこんなシチュエーション(大画面!爆音!暗闇!大勢!etc...)で観たい!」といった純粋・無垢・根源的な映画鑑賞の姿があるのではないでしょうか。キレイごとなどではなく、真面目にそう思います。

いっぽう、ここまで書いといてナンですが(笑)、なんだかんだ言ってコアなマニアな人たちも満足いくような作品の上映、トークショー、その他の仕掛け等もたくさん用意されているみたいですよ!

以下、映画祭主催によるラインナップ、および解説等(Facebookのイベント頁「カナザワ映画祭」より抜粋(コピペ)。多少自分のツッコミも入ってますw


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Don't Just Watch, Join it !!
今年は観客が主役の"祭り"だ!!


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★映画祭オープニング爆音上映
『ジョルジョ・モロダー版 メトロポリス』(1984)
※個人的に大感涙!


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★LIP’Sプレゼンツ(MC:高橋ヨシキ)
『ロッキー・ホラー・ショー』(1975)イベント上映
※体感する映画の最高峰「Rocky Horror Picture Show」!ド田舎・金沢でこんな素敵な体験しちゃっていいのだろうかw


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★特別回顧爆音上映
『ファントム・オブ・パラダイス』(1974)
※爆音嬉しいぃぃぃー

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★ギミック上映
伝説のギミック「パーセプトウ」を完全再現、日本初公開
ウィリアム・キャッスル『ティングラー』(1959)
※な、なんだってぇぇ~!?

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★トークショウ「ギミック宣伝の極意 東宝東和」
竹内康治(元・東宝東和宣伝次長)×斉藤守彦(映画ジャーナリスト)

『ファンタズム』(1979)
竹内氏の監修で3Dを超える物体が飛び出す伝説の
ビジュラマ上映方式を完全再現
『サンゲリア』(1979)
映画を観て気持ち悪くて吐いた時のために
エチケット袋"ゾンビ・バーフバッグ"を提供
『バーニング』(1981)
全米27州で上映中止!絶叫保険適用
※こ、これは東宝東和と共に生きてきた僕達へのプレゼントなのか?

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★アンコール特別仕掛け上映
失われていた16mmネガを発見!
ニュープリントで14年ぶりにフィルム上映が実現
『地下幻燈劇画 少女椿』(1992)

※「地下幻燈劇画 少女椿」は昨年の上映時、お客さんが入りすぎて劇場に入れなかった方もいらっしゃったようですので、再上映、しかもニュープリントでフィルム上映(もちろん仕掛け上映)されるのは、嬉しい限りです。


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★バック・トゥ・ザ・80’sファンタスティック
『吐きだめの悪魔』(1986)
デジタル・リマスター・ノーカット版
+スメルギミック「ファートベンダー」上映方式
『ショッカー』(1989)
ウェス・クレイヴンの埋もれた傑作
『スターファイター』(1984)
トレイラーハウスで暮らすゲーセン少年に宇宙からスカウトが


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★期待の新人監督
『ハッピーアイランド』こんな恐ろしい映画は映画館に立ち入り禁止だ!臆病者は見るな!期待の新人監督枠は一般公募作から選ばれた恐怖の田舎ホラー!!監督は医者、兼格闘家なのに映画監督にもなりたい欲張りさん清川隆!!ウィリアム・キャッスル考案の"フライト・ブレイク"上映方式+ショック死した場合の1,000万円死亡保険適用爆音上映!!

清川隆監督と出演者の舞台挨拶あり


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★トークショウ「新映画理論講座」
"ゴリラ"はいかに映画史において重要だったか?
稲生平太郎(横山茂雄)と高橋洋が全く新しい視点で映画を考察する新映画理論講座!!
両氏によるセレクション上映。この2作には新映画理論の全てがある!
『獣人島』(字幕翻訳:稲生平太郎)(1932)
『アルタードステーツ』(1979)
※カナザワ映画祭最強(狂)タッグ・トークショー再び!?


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★午後10時の爆音映画祭
デジタルリマスターと爆音で蘇る70’s、80’s、90’sをそれぞれ代表するバイオレンス作品『時計じかけのオレンジ』(1971)、『スカーフェイス』(1983)、『ファイトクラブ』(1999)全3作品をオールナイト爆音上映


★0歳からの映画館
20s~30sの日本アニメを活弁と生演奏で上映

※前売りチケットは8月3日(土)発売予定
※こども(0歳~中学生まで)は全作品無料!