ゆりアートのゆりが咲き始め、
少し寂しかったゆり園にも、少し活気が戻ってきました。
今は黄色のゆりが一足先に咲いているようで、
蝶々の輪郭が見えてきましたね。
トレインの乗り場前も、
スタッフの粋な計らいでちょっとした花畑になっています。
▲ゆりアートを横から見ると…花がいっぱい!
遊びに来られた際に、記念撮影するならこの辺りがおすすめかもしれません^^
さて、
そんなゆり園ですが、スキーシーズンで言うと「第1ゲレンデ」と呼ばれるエリアを使ったお花畑になっております。
では、そのほかのエリアはどんな感じになっているのでしょう?
今日はちょっとゆり園の外をお散歩してみましょう。
こちらは「から松ゲレンデ」の下部あたり。
紫色の花が咲いています。
ひょろりとした花弁がかわいらしいこの花は、「ツルボ」でしょうか?
よく見ると、画面中央で「オオスカシバ」がホバリングしながら蜜を吸っています。
もっと近づいて撮りたかったのですが、電柵が怖くて近づけず 笑
ここは駐車場の一角。
側溝の縁に生えていた草の上に居るのは、「キアゲハ」の幼虫ですね。
5齢幼虫だと思われるのですが、今まさに自分が脱皮した殻を食んでいるようです。
葉っぱの随所にかじった後が見受けられますが、
彼or彼女が食べたものでしょうか?
小さな花が集まっているのは「シシウド」。
なんだかこれを眺めていると……、
夏の花火を連想します。
まるで線香花火のように見えませんか?
密集する小さな白い花の間を縫い、
ミツバチがせっせと花粉を集めていましたが、
レンズを向けるとそそくさと逃げてしまい写真には入ってくれませんでした…。
場所的には、
ちょうど、第1ゲレンデからカラマツゲレンデへ抜ける通路のところですね。
その近くには、
これまた違った感じの花(?)が咲いていましたが、種類は分からず……(ミヤマシシウド?)。
先ほどのシシウドが「線香花火」だとするなら、
こちらは、打ち上げ花火のミニチュア版、といった感じでしょうか。
普段気にも留めない道端にも、
こんな面白い造形の植物が生えているんだなぁ。
ゆり園に咲く「ゆり」のような華やかさはありませんが、
ひっそりと花をつけ実を結び、
ゆっくりと四季をうつろう野の植物も、眺めていると飽きません。
カメラを片手に、
ふらりと辺りを歩いてみると、意外な発見があったりするものです。
麓よりちょっと涼しい高原で、散歩しながらスナップ。
なんだか雅な時間の使い方ではないでしょうか。
ゆり園のブログなのに、ゆり成分少なめな記事が珍しくない、
ぽっちゃり ちゃんこ主任でした。









