ゴールデンウィーク明けて初日。
なんだか少しGWボケしたような頭を抱えて、久しぶりにお山の上に出てきました。
ポツポツと地面を濡らす雨が、ゲレンデを覆っています。
そして、なんだか久しぶりに出てきたら、
ゆりがすごく大きくなってました!
見渡す限り百合・ゆり・ユリです。
植物の生長は日進月歩ですね。
毎度のことながら驚かされます。
もちろん、大きくなるのはユリの株だけではありません。
そのほかの、いわゆる「雑草」なんていわれる緑たちも、
負けじと空に向かって大きくなっております。
てなわけで、
開園までまだまだ時間はありますが、
ゲレンデ部隊の皆さんが雨の中鋭意草刈り中でございます。
そこで今日は、そんな草刈り隊の対戦相手の皆さんをご紹介。
まずは、
ゆり畑の一角に繁茂していた見覚えのあるのある緑。
ヨモギさんですね。
お饅頭に混ぜられたり、曇り止めに使われたり、
色々とお役立ちな野草界のエースです。
続いてはこちらの、丸い葉っぱが特徴的なお仲間。
食べておいしいフキさんです。
ここに生えていたのはだいぶ小ぶりですね。
これから大きくなるのでしょうか?
ゆりに交じってちゃっかり生えてたりもして、
なんだかお茶目な皆さんです。
ゲレンデの脇でにょきにょきと生えているのはイタドリ。
ちょっと目を離すと一気に大きく成長する、バベルの塔。
地方によっては食用にするところもあるのだとか。
大きくなると、茎の部分が樹木のように固くなる、草刈り隊泣かせなつわものです。
上に伸びていくイタドリとは対照的に、地面に広く手を伸ばしていくオオバコ。
柔らかい葉の中に、固い筋のような葉脈が走っています。
子どものころ、このオオバコの茎を使って「オオバコ相撲」なんかよくやった記憶があります。
ちょっと思い出深い一株ですね。
最後は、ツクシを覆うように伸びる緑鮮やかな「スギナ」。
というかこのスギナ、実はツクシと同じ植物だったりします。
専門語でいうと、この植物の胞子茎のことを「ツクシ」、栄養茎のことを「スギナ」と呼ぶようです。
ややこしやー。
ただ、言われてみるとなるほど、ツクシと似たような特徴をよく持っていて、
オモシロい植物です。
道端で見つけた際は、是非よく観察してみてくださいね!
もっともっと植物に詳しくなったら、散歩が楽しくなるだろうな!
「植物図鑑」面白かったです。
ぽっちゃり ちゃんこ主任でした!







