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ほのぼの・ふんわり・マニアック♪
読んでふわっとあったかくなってね~♪

みなさん、こんにちはっパー
今日はコチラから。

奥さんの妹のSachiよりかわいい携帯ストラップ
届きましたーっラブラブ
Sachiは陶芸家です。自作ストラップです。すごいでしょっメラメラ

さて、通常前日のトイレ回数をタイトル頭につけますが、
すいません、昨日はビッグバンで回数ところではなくわかりません。

今週1枚目のヘッダーはローマのコロッセオ内部の激写ですっ
ゴルジ体か!?と思うほど、地下の内部構造は複雑でした。

今日は、なんと!
ちょっとマジメです。

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奥さんの実家から、がんの本が届きました。

NONさんのブログで紹介されていて
ぜひ読みたいっと思っていた本だったので、ラッキー♪

東大・放射線医の中川恵一先生「がんのひみつ」という本です。

読みやすく、分かりやすく、
がんをより身近に感じることができ、安心感がわく本です。
「がん治療、日本の常識は世界の非常識」など、
間違った思い込みや疑問もこれでずいぶん解けると思います。

そのなかで「治癒とは"治す"と"癒す"」
でも、日本では"治"を重視して、"癒"を軽視する、とありました。

これは術後の今、本当に実感することですね。

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私が直腸の摘出手術を行った後、びっくりしたことは、
「術後の痛み・後遺症の具体的なケア」
「社会復帰までのガイド」

は誰もしてくれないということでした。

SNSで同じ直腸がんで復帰したかたの体験を読むと、
一人として「医療ソーシャルワーカー」などに相談しながら
社会復帰した人はいないんですね。

皆さん、術後の後遺症に不安を持ち、悩み、
病院で相談しても、痔の薬か痛み止めを処方して終わり。
なんとか自力で排便や痛みの対処を試行錯誤されています。

社会復帰についても、がんの話をした途端に退職となった方もいるし、
経済的理由で無理な体を押しながら無理やり仕事に戻った方もいます。


・この痛みはいつまで続くのか。
・後遺症はいつまで続くのか。
・いつ、普通の社会人として復帰できるのか。
・そのために心がけるべき、食生活・生活習慣は何か。
・指標として「いつ」を目指し、「何」をしたらいいのか。


がんの治療とともに、患者が「自立した人間」として
暮らしていくためには何が必要か―、
一番教えて欲しいときに教えてくれる存在がない。
そう、痛感しました。

以前、レポートしたアメリカのがんセンターのチーム医療に
外科医、放射線医、腫瘍内科医、看護師のほかに
患者の痛みを和らげ、社会復帰までのガイドとして、
薬剤師」「ソーシャルワーカー」がチームに入っていた
ことに
今は心から納得できます。

私は直腸がんのことしか体感していませんが、
肛門付近が激しく痛むたびに思います。
「これは治る過程で仕方のない痛みなのか」
「別の悪い症状が起きてしまっていないか」
「いつまでこの痛みは続くのか」
「果たして職場にはいつ復帰できるのか」



特に「痛み」については、ほとんど見向きされません。
再三主治医にも訴えていますが、
「3ヶ月単位でみていけば、必ず良くなる」で終わりです。
そうかもしれませんが、日常生活をする上で、
この痛みでできないことが多すぎる。
鎮痛剤の処方も一辺倒ではなく、痛みの症状によって
強い薬も検討してもらいたいです。

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それでも私にはブログ仲間の皆様がおり、
排便もよくなっていくと確信できるようになりました。
家族のおかげで孤独を感じることもなく、
希望を持って毎日を過ごさせてもらっています。

もし1人で暮らしていたら。
もしインターネットという媒体がなかったら。
もし職場ががんによる休職を許さなかったら。

今でもぞっとします。
本当に恵まれています。


こうした現状を実体験してみると、
まだまだ、日本は「がん後進国では?」と思ってしまいますね。


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早くがんに強い国になってくれってことで!
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