★2019年に「MDS→AML」になった妻・移植までの日々を夫の目線から振り返ります★
保険は本当に大切…。これは本当に痛感した。
妻が病気の宣告を受けた時に私たち夫婦が入っていた保険は以下。
■妻…積立型の介護・死亡保険(60歳満期の積立)※3大疾患となった場合は支払い免除となるためAMLが認定され現在支払い免除
■夫… 〃
■住宅ローンの団真
※賃貸か持ち家か迷った時、住宅ローンを組むことが万一の保険になる事を知りローンを 組んで家を買うことを選択。
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もし私(夫)が亡くなったら、家族に残債を残す事なく持ち家は妻と子供たちのものとなる(35年で組んだローンがチャラ!)のがでかいため。
実は、病気が宣告される1年前まで、夫婦で『県民共済のがん保険』(月3000円くらい)に入っていたが、勿体無いと思って解約してしまった(今思うと、血小板が基準値以下だった妻の分だけでも、安易に解約せず残すべきだった…後の祭りだが)
その後、保険関係の書類を整理していた時、見つけた見慣れない、一枚の保険証書。
それは、義母が秘かに妻のために続けてくれていた、『コープ団体がん保険(月350円)』だった…。その一枚の紙切れは測りきれないほどのパワーを秘めていた。
・がんと診断されたら一時金100万円
・入院で一時金10万円
・手術で一時金10万円
・放射線治療で10万円
・入金1日●千円
・通院(退院前60日・後180日以内の)1日●千円
義母に、確認のため連絡をすると『あ、それ、●●(妻)が結婚した時お父さんは解約したらって言ってたけど、気になって解約しなかったのよね』と。
これこそ実母の胸騒ぎか…。電話を切った私は、妻の実家方向へ100%の敬礼をした。一時的とはいえ、ピンチに瀕していた私を救ったのは、月350円・牛丼一杯分の”母の娘への愛”だった。