病気がわかった妻へ夫である私がした余計なこと。
一つ目のお節介は、1人で抱え込まないようにと、ネットで見つけたNPO法人や行政のがん相談ダイヤルなどの情報をたくさん送ったこと。
血液の専門医が第2、4土曜日に直接相談に乗ってくれる「白血病患者支援フリーダイヤル」(全国骨髄バンク連絡推進協議会)※現在コロナの影響で休止中… など。
今思えば、そんな事自分でググれば調べられるし、相談するかも自分で決めるわって感じですよね。(結局、妻にはこの手の相談ダイヤルは必要なかった)
私の焦りが、ありがた迷惑となってしまいました。
二つ目は、食事について。「食事でがんを治す」「免疫力を上げる最強レシピ」などの本を真に受け、義母に相談。妻のお母さんもマクロビ的な”日本古来の伝統的な食べ物”への信仰が強い人だったため…。
あの頃の我が家の食卓には、毎回「土鍋で炊いた玄米ごはん」と「ニンジンジュース」が…。。そんな生活が入院するまで2か月ほど続きました。長期間、しっかりとこの様な食事をとればがんの予防につながるかもしれませんが、突貫的にやったところで効果があるわけもなく…。
妻は、あの頃無理やり「食べろ」や「飲め」やと無理強いされて苦しかったと今吐露します。ごめんねママ。
まさに僕と義母でしていた「玄米を食べよう!」運動は、有吉がベッキーに言っていたところの「笑顔の押し売り」だったのです…。