筋金入りの不登校娘(中2)が、学校に行くのがラクになったきっかけを話してくれた
中1の6月、先生の計らいで、行事で使う衣装をクラスメイトに作ることになり、採寸やら仮縫いのサイズ調整のために、学校に行かないといけなくなった
用事があって学校に行かないといけないという状況で、行きたくないという気持ちが出てこなかった、というのがきっかけだったらしい
衣装作りは期日ギリギリまでかかり、日にちが変わるまで作業して提出した
いい感じに仕上がって、着てくれたクラスメイトも喜んでくれて、賞もとれて、大役を果たせた
裁縫が好きという娘に、人のために衣装を作るという、責任重大な仕事をくださった先生の提案がすごかった
小1から行き渋り・不登校の娘には、中学は本人に合う学校がいいだろうと思って受験した
学校見学から受験、入学式まではスムーズだったのに、登校初日は、制服に着替えながら「学校に行きたくない」と言って泣いてた
私は胸が締め付けられる思いだった
その日以降、毎朝、空気がはち切れそうなほど緊迫感があった
受験してもダメだったかと、不登校を諦めた時もあった
担任の先生は徹底的に娘の気持ちをくんだ対応をしてくださって、積極的に休みをとるようにというアドバイスに救われた
週2日登校で早退を基本に、どうにかこうにか過ごしてきた
夏休みが明けて、気がついたらこれまでの朝の緊迫感が薄れてきていた
そのきっかけになったのが、去年の6月の衣装作りだったのかと知ったのは昨日のこと
感情に白黒つくのは時間がかかるんだなと思った🤍🖤
グレーの時期も大事なんだって、あの時の自分に教えてあげたい🩶