


娘のかかりつけの児童精神科の先生に、
「人は誰しも人生で悩む時があります。
娘さんは、それが今なのかもしれません」
と言われた。
娘が死にたいと言ってたとき、娘の次に私だけ診察室に呼ばれて、先生と話しながらこんなことをおっしゃたのを思い出した。
小学生で、人生に悩むって早すぎる。
確かに、小5だった娘は「人生に疲れた」と言ってた。
これを思い出したのは、私が今人生に悩んでるから。
私の人生の悩みは40代なかばにやってきた。
もう、仕事はジョブもキャリアも嫌だ。
コーリングを見つけたい。
こう思うようになったのは娘の不登校と、私が会社を辞めたことがきっかけ。
会社を辞めたのは、娘の死にたい気持ちと、長時間で緊張感の高い仕事を背負うのに限界が来たから。
ただ疲れた。
その後ももがいて苦しかった。
この苦しい気持ちはどこからくるのか。
本を読んだり、ブログを読んだり、友達と話したりして、自分の価値観を見つめてきた。
少し立ち止まって、自分を見つめる時間を持てたのは、娘の不登校のおかげ。
娘には娘の人生がある
私には私の人生がある
娘は娘の価値観を持ってる
私は私の価値観を持ってる
だけど、それが重なるときもあると思う。
娘の不登校に感謝の気持ちになった。
こんなふうに思える日が来るとは思わなかったなー。