


娘の担任の先生に用事があり、放課後に学校に行った。
娘は、別に行きたいわけではないけど、地震が怖くて1人のお留守番ができないから、私についてくる。
用事は早々に終わった。
卒業関連の話題になり、卒業式は今のところ行く予定にしてることを伝えた。
学校に向かいながら、本人に現状の意向を聞いてみた。
でもすべては、当日の気分次第なので、ちょくちょく確認することに意味がない気がする。
事前の練習、特に所作(卒業証書の受け取りとか、立ったり座ったりとか)は、知っておいた方が安心かな、と先生が言うことに、娘はうん、と答えてた。
ということで、卒業式の練習にも行く予定。
そして、卒業文集の話になった。
前からテーマは聞いていたけど、娘はやる気がないようだった。

と言ったら、分かったと。
おおー。
やった!
先生の前で、親子会議を繰り広げ失礼しました。
先生も文集を書くことに喜んでくれた。
どうやら、iPadのアプリで書くんだって。
600字程度らしい。
へー、タイピングだと書いたり直したりしやすいからいいね。
iPadを持ち帰って家で書いて提出することになった。
家に帰るすがら、

とのこと。
まじ?
テーマは、将来の夢を選んだ。
過去は振り返りたくない、と。
かっこいいな。
私が、夕飯を作ってると、ダイニングテーブルで書き始めた。
カウンターから、だんだん文字が埋まっていくのが見えた。
夕飯の支度が終わるころに、もう書けてた。
早いっ!
読ませてもらったら、感動して涙が出てきた。
こんなちゃんとした文章を書けることにも胸が熱くなった。


そっか。
パパが帰ってきたら、

と真っ先に伝えた。