お母さん:40代なかば/週3派遣
赤ちゃん:小6/小1から不登校/AS診断あり
お父さん:上司にリーマンらしくないと言われるけど、仕事はできるから頼られている


娘は、学校に行かない理由を「うるさいし、つまらない」と言ってる。

学校のワイワイガヤガヤが嫌い。(緊急車両のサイレンは平気)

学校の授業は、5分で説明できることを45分かけて説明するからつまらない。

とのこと。

私の感覚では、学校に行かない理由としては理解できなかった。

今は、そう言うものだと受け止めてる、と思う。



受験では、子どもだけの面談があり、学校に行かない理由(学校のイヤなところ)を「うるさいし、つまらない」と答えたらしい。

吐き捨てるように言ったわけではないみたい。

合格が分かってしばらく経って、ふとした時にそう話してくれた。

面談の直後なんて、どうだった?と聞くと、

赤ちゃん「楽しかった」

おおおー、どんなお話ししたの?と聞くと、

赤ちゃん「忘れた」

のひとことだった。



娘は不登校であることを周りに言えず、不登校の自分を認められずに過ごしてきた。

私が不登校を受け入れられず、娘もそうなってしまった。

面談は和やかで楽しい雰囲気だったらしく、思ってることを言えたみたい。

先生の懐の深さを感じた。

合否の判定はブラックボックスなので、「うるさいし、つまらない」発言が、どこまで影響あるのか謎。

でも、この発言があっても、合格をもらえたことに、世の中捨てたもんじゃないなと思った。

不登校は少数派だから、本人も親もどうしたらいいか分からない。

これと言う正解はないので、すべてが手探り足探り。

誰にも理解されない、外との接点もない、うちだけ社会から孤立していると感じるときもあった。



どうやってここまできたのか。

私は、つらい時に誰かに話を聞いて、と言えるタイプではないので。

ひょんな時に声をかけてくれた人がいたのと、娘が可愛いと思う気持ちが原動力かな。(親バカ)

とにかく、あきらめないで、何かを探し続けた。

やば、涙でてきた。

ちなみに、娘に「可愛いね」って言っても、無表情で返される。

真顔