


娘は、学校に行かない理由を「うるさいし、つまらない」と言ってる。
学校のワイワイガヤガヤが嫌い。(緊急車両のサイレンは平気)
学校の授業は、5分で説明できることを45分かけて説明するからつまらない。
とのこと。
私の感覚では、学校に行かない理由としては理解できなかった。
今は、そう言うものだと受け止めてる、と思う。
受験では、子どもだけの面談があり、学校に行かない理由(学校のイヤなところ)を「うるさいし、つまらない」と答えたらしい。
吐き捨てるように言ったわけではないみたい。
合格が分かってしばらく経って、ふとした時にそう話してくれた。
面談の直後なんて、どうだった?と聞くと、

おおおー、どんなお話ししたの?と聞くと、

のひとことだった。
娘は不登校であることを周りに言えず、不登校の自分を認められずに過ごしてきた。
私が不登校を受け入れられず、娘もそうなってしまった。
面談は和やかで楽しい雰囲気だったらしく、思ってることを言えたみたい。
先生の懐の深さを感じた。
合否の判定はブラックボックスなので、「うるさいし、つまらない」発言が、どこまで影響あるのか謎。
でも、この発言があっても、合格をもらえたことに、世の中捨てたもんじゃないなと思った。
不登校は少数派だから、本人も親もどうしたらいいか分からない。
これと言う正解はないので、すべてが手探り足探り。
誰にも理解されない、外との接点もない、うちだけ社会から孤立していると感じるときもあった。
どうやってここまできたのか。
私は、つらい時に誰かに話を聞いて、と言えるタイプではないので。
ひょんな時に声をかけてくれた人がいたのと、娘が可愛いと思う気持ちが原動力かな。(親バカ)
とにかく、あきらめないで、何かを探し続けた。
やば、涙でてきた。
ちなみに、娘に「可愛いね」って言っても、無表情で返される。
