お母さん:40代なかば/週3派遣
赤ちゃん:小6/小1から不登校/AS診断あり
お父さん:省エネモードの会社員

 

(投稿にタイムラグがあります・・・)

 

2月1日、ついにこの日。

 

天気はよさそう。

 

家族みんなで5時半起きで、眠くてそんなにお腹は空いていないけど、朝ごはんを食べた。

 

準備不足で、予定していた時間に家を出られなかったけど、余裕を持って電車の時間を調べてあるので、そんなに焦ることはない。

 

赤ちゃん「3年前からこの日を楽しみにしていた」

 

と言う娘。

 

志望校は当初からだいぶ変わったけど、受験日は、2月1日で変わらずです。

 

楽しみだったとは、なかなか大物だなー。

 

そんなに緊張している様子もなく、そもそも、この学校のための受験勉強は一切やっていない、まったくのゼロなので、緊張しないよね。

 

5月以降、受験勉強に手がつかなくなり、8月に少しがんばって以来、まったく勉強しませんでした。

 

学力は問われない学校です。(たぶん)

 

お母さん「漢字だけでも見といたら?」

 

お母さん「脳みその引き出しから取り出す練習はしておいた方がいいよ」

 

お母さん​​​​​​​「少し計算問題ぐらいして、テストの感覚を戻しとくといいかもね」

 

言わない方がいいだろうな、と思ったけど、言わずにはおれず、2、3日前から言ってしまいました。

 

言っても無駄で、まったく勉強しませんでした。

 

 

 

だいぶ余裕を持って試験会場に着きました。

 

別れ際にバタバタしてしまい、娘は歩き出し、最後に言おうと思っていたことは言えず、娘の背中をしばし見送りました。

 

楽しんでね、と言いたかった。

 

前日から伝えてはいたけど。

 

 

 

テストが終わって、娘と再会しました。

 

お母さん「おかえりー」

 

テストは、楽しかったようです。

 

でも、

 

赤ちゃん「一問解けなかった、☆☆(以前通ってた塾)で勉強したやつだったのにー」

 

と悔しがっていました。

 

赤ちゃん「家に帰って、教科書みてみる」

 

と言い出しました。

 

えええええ!?ポーン

 

こんなことってあるんだと、とてもびっくりしました。

 

これまで、塾のテストの解き直しは、イヤイヤする感じだったのに、こんなに前向きにするなんて、テストが楽しかったからかな。

 

相性が良かったようで、何よりでした。

 

 

 

夜、物置に移動した塾の教科書を、夫と娘で一緒に探して、解き直しをしました。

 

こんな姿を見せてもらえるなんて、思ってもみなかった。

 

ありがとう。

 

何も思い残すことはないなと思いました。

 

娘の物語をそばで見させてもらって、見てるだけじゃなくてだいぶ口出ししたけど、私の絡み合った感情がほどける感覚がありました。