


(投稿にタイムラグがあります・・・)
2月1日、ついにこの日。
天気はよさそう。
家族みんなで5時半起きで、眠くてそんなにお腹は空いていないけど、朝ごはんを食べた。
準備不足で、予定していた時間に家を出られなかったけど、余裕を持って電車の時間を調べてあるので、そんなに焦ることはない。
「3年前からこの日を楽しみにしていた」
と言う娘。
志望校は当初からだいぶ変わったけど、受験日は、2月1日で変わらずです。
楽しみだったとは、なかなか大物だなー。
そんなに緊張している様子もなく、そもそも、この学校のための受験勉強は一切やっていない、まったくのゼロなので、緊張しないよね。
5月以降、受験勉強に手がつかなくなり、8月に少しがんばって以来、まったく勉強しませんでした。
学力は問われない学校です。(たぶん)
「漢字だけでも見といたら?」
「脳みその引き出しから取り出す練習はしておいた方がいいよ」
「少し計算問題ぐらいして、テストの感覚を戻しとくといいかもね」
言わない方がいいだろうな、と思ったけど、言わずにはおれず、2、3日前から言ってしまいました。
言っても無駄で、まったく勉強しませんでした。
だいぶ余裕を持って試験会場に着きました。
別れ際にバタバタしてしまい、娘は歩き出し、最後に言おうと思っていたことは言えず、娘の背中をしばし見送りました。
楽しんでね、と言いたかった。
前日から伝えてはいたけど。
テストが終わって、娘と再会しました。
「おかえりー」
テストは、楽しかったようです。
でも、
「一問解けなかった、☆☆(以前通ってた塾)で勉強したやつだったのにー」
と悔しがっていました。
「家に帰って、教科書みてみる」
と言い出しました。
えええええ!?
こんなことってあるんだと、とてもびっくりしました。
これまで、塾のテストの解き直しは、イヤイヤする感じだったのに、こんなに前向きにするなんて、テストが楽しかったからかな。
相性が良かったようで、何よりでした。
夜、物置に移動した塾の教科書を、夫と娘で一緒に探して、解き直しをしました。
こんな姿を見せてもらえるなんて、思ってもみなかった。
ありがとう。
何も思い残すことはないなと思いました。
娘の物語をそばで見させてもらって、見てるだけじゃなくてだいぶ口出ししたけど、私の絡み合った感情がほどける感覚がありました。