娘(小6。小1から不登校。AS診断あり。)
私(40代前半。離職中。)

「毎日、劣等感だわ。」
うちの学区内の中学と、近所の私立中学の通学路がかぶっていて、両方の中学生が、混ざり合って歩いているところを見て、娘が放ったひとこと。
「どういうこと?」
と聞くと、
「いや、もし自分が(学区内の)◯中に行って、私立の子を見たら、(中学)受験を諦めた劣等感、ていうこと。」
と。
「うん。」
と、受け止めるように言った。
慰めることも、励ますことも、違う気がしたから。
こんな反応で、娘は物足りなかったかな?
どうなんだろう。
受験を諦めた、と表現したのはこれで2回目かな。
ほんとに、これって、私の今までの高学歴至上主義な発言を、繰り返してきたせい。
学歴社会
学歴偏重
とか、いろんな言葉があるけど、私にしっくりくるのは、
高学歴至上主義
いつの間に、私はこうなったんだろう。
子どもの時から、両親は出身大学がどこどこ、という話を、聞いていたのが始まりかなぁ。
実際に、新卒の就活して、会社で仕事してみて思ったのは、
・就活は、学歴だけじゃない
・仕事ができるできないは、学歴と関係ない
・仕事しながら、出身大学がどこかという話にならない
そんな実感だったのに、いつから、子どもに学歴を求めるようになったんだろう。
学歴はあって困るものじゃないし、とりあえずつぶしになる。
子どもに学歴があると、私が安心だから。
夫に、
「あなたは、学歴至上主義?」
と聞いてみたら、
「学歴が全てではないけど、あったらいいな、とは思う。」
とのこと。
うーん。
私には、娘の胸の内が、少しでも軽くなることを祈ることしかできないのか?